娘が3歳の時、服へのこだわりがはじまった。 まだ語彙も少ない娘の 「絶対にこの服しか着ない!」 という強い意思に、毎朝が戦いだった。 親になってから、朝は忙しい。 決められた時間に出勤することは 社会人ならみな同じだが、 そこに時間予測不可能な子どもの存在が 難関となって立ちはだかる。 特に私のように ギリギリまで寝ていたい という朝が苦手な人間には ハードルが高すぎて 高層マンションを生身で跳べと いわれているようなものだ。 どんなに多く見積もっても 気づくとギ