さようならではなく、初めまして!

Netflixで是枝裕和監督のドラマが配信されてすぐに見終えた
「舞妓さんちのまかないさん」

普段から是枝監督の映画が好きな私は
このドラマも好きになるしかなかった。

舞妓さんたちが共同で生活する屋形の話で
舞妓さんにご飯を作ってくれる「まかないさん」の食べ物と
何かの物語が交わったストーリー。

原作は同名マンガで人気があったっぽい!

日本特有の雰囲気で見る心地がとても良く、
鮮やかで思わずふっと笑ってしまう。そういうドラマだった。

ここで私はいつも自分が思っている一つの思いを
まとめてもらったように感じた。

それは
さようならではなく、初めまして!

ドラマの中で出てきたセリフでトップ舞妓は後輩に
「この紅葉も、あの月も、ほんであの船に乗って今日うちの舞を見る人とも、もう二度と同じ瞬間は共にせえへん。せやからうちはいつも、さようなら、って心の中で言いながら舞うんや。」と言う。
同じことだけど、同じではないと。

私はとても同意しながらも同意できなかった。
2度と同じ瞬間を過ごせないけど、
その時はその時の特別感があるからそれが楽しみでしょ!
しかし、今回はこれで終わりだから記念写真とか
何か記憶に残せることをしておこうと思ったから。

そんな思いを持ちながらドラマを見続けると
トップ舞妓は自分と似てると思うまかないにこういうことを聞く。
「毎日同じお店で材料を買っていても、日によって食材の味が違ったりするんです。みんなの体調をみて、今日はあっさりかな?こってりかな?って考えたり。その日その日で違うんです。だからわたしはいつも、はじめましてって思いながら料理をするんです。」

それでトップ舞妓はなるほどとなる。
私もその瞬間、
これこそ私がずっと心で持っている出会いに対する気持ちだと思った。

やっばりそうだよねと
人だけではなくても、物に対しても同じ品とはいえ同じことはないので、
いつも「はじめまして」と言う気持ちでいるようにしようと教えてもらった!

#大切にしている教え

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