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「できない」の見分け方

「できない」と「めんどくさい」が嫌いなので聞きたくないし、身内には怒ります。‬

‪「できない」って言うってことは自分がやると時間かかるしめんどくさいから、あんたがどんだけ疲れてても僕には関係ないし、僕はめんどくさいことしたくないからあんたがすればいいっていう意味だよね!‬

しかしこの「めんどくさい」は仕事が発生する場面でもあります。アウトソーシングですね。家の中では短気なわたしもお仕事となると、怒ったりはしないのです。丁寧に対応してお代を頂戴します。同じことを繰り返し聞かれても、前に教えたこと全部忘れていても、お仕事なら腹が立たないのです。

世の中の仕組みが複雑になって、お店や企業で全てのお仕事を自分たちだけでするのは難しくなってきました。広告をお願いしたり、経理をお願いしたり、それぞれが得意分野に注力するために協力しあって社会は成り立っています。

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冒頭の例は、そんなアウトソーシングができない場面です。彼は病気の後遺症で半身不随、今の医療では治す手立てがない以上、その身体を使って生きていくしかないのです。できることまで人に任せていては体機能が低下するばかり。なので鬼嫁は今日も「できない」を見極めて厳しく対応するのです。

その延長線上で、他の障害者が自分でできそうな努力をせずに、援助を当然のようにあてにして高圧的な時、違和感を感じます。要約筆記の勉強をしていましたが、講師として来た当事者たちや会議やイベントで同席した当事者たちの態度に疑問を感じ、援助者になる気持ちが失せて途中でやめました。自分たちが勝ち取ってきたといった思いがあるのかもしれませんが、その影には声の小さな人たち、集団としての声をあげにくい障害者たちがいるのです。声の大きな者だけが得する社会であってはならない、と思うのです。

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ここで、お話を企業に戻します。社内で取り組んだ方が今後の成長につながる部分と、アウトソーシングしてしまった方がいい部分の見極め、こういったことのお手伝いをするのも中小企業診断士なのではないかなと思っています。今の難しい経済状況の中、応援したい気持ちでいっぱいです。診断士になるための試験は広範囲にわたります。きっと自分を必要としてくださる企業様があると信じて、今日も試験勉強頑張っています。



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