我慢レベル
ひと組のカップルが同棲している。
彼女は靴下や服を床に脱ぎ散らかす癖がある。
彼氏はゴミを置きっぱなしにする癖がある。
例えば彼女は彼氏の癖について「仕方なく私が捨てよう」と怒りはあるものの心の中で我慢しているとする。他方、彼氏も彼女の癖については怒っており、ホコリがたまる・通路の邪魔である等の理由から彼女に怒りを表現したとする。
この場合、優先的に改善されるのは彼女の癖である。理由はシンプルで、彼氏が強く指摘するためである。
喧嘩が勃発した場合、「あなたもゴミを捨てていない」「あなたが妥協するべき」等反論は双方にありうる。けれども、お互いに「気持ち良くない」「やめてほしい」と思う度合いや怒りの軽重には差がある。彼女・彼氏の癖はともに、客観的には同じ程度のものであるのにもかかわらず、上記の例だと彼女は先に行動改善を求められるだろう。
パートナーの労力を消費させたり、不衛生であったり、お互いにとって改善した方がいい悪癖は実はお互い様の部分があったりする。
我慢レベルで一方からの支配を許すか、冷静になってお互いに改善を求め合うか。
個人的なプライドやこだわり、習慣や価値観は共有スペースにおいては''毒''となる可能性がある。
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