「4年間の感謝」4年・根崎 竜介
まずはじめに、上智大学体育会サッカー部を支えるすべての方々に感謝の気持ちをお伝えしたいです。コロナ禍でも2021年度のサッカー部の活動を無事に終えることが出来たのは、本当に多くの方々の協力があってこそだと思います。
本当にありがとうございました。
1年生の頃はただ自分が楽しければいい、うまくいけばいいと自分にだけベクトルを向けてサッカーをしていました。2年生になるとうまくいかない焦りとかばっかりでミスを避けるようになっていました。3年生ではコロナで部活がほとんどできない中でサッカーにベクトルが向けられないようになってしまいました。そういう中で4年生になるにあたってもう一回サッカーに集中しようとしましたが、考える事が多くうまくいかず、サッカーに集中しているなと自分で思えたのは4年の後半になってからでした。
こんななので最後は少し上手くいくようになったかなというくらいのところで引退を迎えてしまいました。これで悔いはないとか言えないし、サッカーに関してはめちゃめちゃ悔いがあります。でも、学べたことも多くて、その一つが「基準を外に設ける事」の大切さです。
僕はそれまで自分中心でしかものを考えず、何かをするのかしないのかはすべて自分の中の基準でしか図っていませんでした。例えば、僕は道に落ちているごみを拾うのは誰かのためじゃなくて、大体は自分の自己満足のために拾ったりしていました。しかし、こういう自分中心でしかものを考えられないと、大事な時に踏ん張りがきかなくなることがあると気付きました。自分のためだけにやっていると、自分がもういいやと思ったらそれで簡単に何かをやめてしまいます。3年の時の自分のように。サッカーの試合でも、チームのため、支えてくれる人のためではないと踏ん張れないときが絶対に来ます。そして、それが失点を防いだり得点に繋がったりしています。だから何かをするときには自分+他者のことを考えると、結果的に自分が頑張れるようになり、良い結果がついてくるのではないかと考えるようになりました。実際、そう考えるようになってからの方が、自分が良い方向に向かったと思います。
短いですが、最後に先輩、後輩、同期に感謝の言葉を書きたいと思います。
先輩達へ
1,2,3年間本当にお世話になりました。ほとんど挨拶くらいしかしない自分に親切に様々なことを教えてくださりありがとうございます。僕が1年生の頃の2,3,4年生達は理想的な先輩像として今でも心に残っていますし、あの先輩たちの感じはずっと忘れないと思います。
後輩達へ
1,2,3年間本当にありがとうございました。3年生は全員サッカーがうまいだけじゃなくて人としても尊敬できる人が揃っていて、一個下がこの学年だったことは自分にとって本当に幸運でした。1,2年生はAにいる人はもちろんうまいし、その下のカテゴリーにもこだわりをもってプレーしている人が多くて、来年以降すごく期待しています。
来年関東リーグに昇格できることを期待してしまっているので、無責任だけど頑張ってください。陰ながら応援しています!
同期へ
4年間本当にありがとう。感謝という言葉で表せないくらい感謝しています。途中でやめてしまった人含め、1人残らず全員に対して深いリスペクトを持っています。特に幹部の人達はこの一年間、部を背負う立場の中心としていろいろなことを考えただろうし、各キャプテンはチームをまとめたり、「キャプテンとして」の立ち振る舞いとか本当に尊敬でしかありません。もう一度言います。4年間本当にありがとう。本当に楽しかった。
次のブログは、その献身的なサポートにはみんな感謝しています。マネージャーの梅森 英里です。