「人生のレール」1年・笠原 真尋
上智大学サッカー部部員ブログをご覧の物好きの皆様、こんにちは。「今お金がないの」といつも言ってるのに練習にタクシーをやたら利用してくるミスディレクションの使い手、山形一平くんから紹介にあずかりました、外国語学部ポルトガル語学科の笠原真尋と申します。拙劣な文章ではありますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
“悔い”は残っても、”後悔”はない。
高校時代最後の試合ロスタイム、私の放ったシュートはポストに阻まれ、ホイッスルは鳴った。このとき長い長い私のサッカー人生は終焉を迎えたと、極めて沈痛な思いに駆られ涙が止まらなかった。サッカー強豪校とは縁遠い高校に受験をして進学した私は、引退後に大学の体育会でサッカーをするなど不可能だと考えていたからだ。しかし、上智大学はセレクション等なく入れるとわかったことで受験を決意した。
大学の体育会に入ること、それはあのときゴールの枠を捉えなかったシュートの借りを返すチャンスだと思った。そこから私にとって人生のレールを敷き直した入部から半年、毎日膝に手をつく暇もない、高校時代とはまた違う、サッカーのエリートたちに囲まれて必死に周りに喰らいつく大変さを含有したサッカーの楽しさをひしひしと感じている。その中で私の持ち合わせる至極僅かな、かつ最大限のプレーを常に出す意識を心掛けていることもあり、都リーグのメンバーに選ばれる機会が増えてきた。私にとってこの環境は、近くでハイレベルなサッカーを見て、その上でそこに参加し、吸収することができる絶好の機会であり、今後のプレーの質やオフザピッチにおける行動の質を向上させるものだと思っていて、私個人の今後の目標にしている。
今シーズンはリーグで残留し、来年は関東を目指すことをチームの目標とし、このブログを閉じさせていただきます。
続いては部活終わりの飯には必ずいる「じゃがりこうめー」で一躍有名になったむっつり代表松本和輝くんです!