10代の頃僕は音楽で飯を食う人間になると思ってた
僕らの世代は多分そう思った奴は多かったと思います
まーだけど上手い人世の中の腐るほどいる
カリスマ性のある人は、この年頃には既に異才を放っていたと思う
だけど音楽が好きで
現実はハミダシモノには冷たかった
音楽倫理なんか勉強せず
ただTAB譜だけを弾いていた人間に
曲なんか作る実力も無く
高校もろくに行ってなくて卒業出来るかも危うかった
高三になると皆受験や就職で
バンドは、解散していった
それと同時にバンドブームは
衰弱していき
ダンスブームがやってきて
ヒップホップや、ラップが流行りだした
僕は、若かったせいで
ロックを頑なに聴いていた
ただ音楽だけは続けたいと思った
聴くことも演奏する事も
ただ、ただ好きだった
高校を卒業して小さな工場で働いて
アコースティックギターを買った
そして歌本を買ってとにかく
オープコードを覚えた
好きな曲を好きなだけ歌ってた
その頃は聞く音楽は、
ßźやZARD、WANDS、T-boran
Mr.Children
後は小室ファミリーだった
当時カラオケで
野田哲郎フヮミリーと
小室フヮミリーは、鉄板だった
家では、まだ全然THE BLUE HEARTSや
BOØWYやジュンスカイウォーカーズを聴いていたが
車ではßźやチャゲアスや、Mr.Children
Sing Like Talkingを聴いていた
時代に乗り遅れるのが怖かったのと
音楽自体が好きなので
とにかく何時でも音楽は聴いていた
歌は相変わらず
愛と自由と平和を歌ってた