7月25日
部活を休部した。これまでの人生の中で1番くらいに大きな決断。高校も推薦で入ったし、ずっと競技に向き合い続けられる自分を保つ事が当たり前ではないと気づいた。競技人ではきっともうなくなるだろう。これから11月に雪上に立つことが当たり前ではなくなるけれど、それがよかったと後で思えるように努力しよう。
お世話になった人がたくさんいて、人には恵まれてきた人生だったとつくづく思う。嫌な人も苦手な人も多かった。正直許してない人もいる。でも上に立つ人がいい人ばかりで支えられてきたから、曲がりなりにもここまで頑張れたと思っている。先生に休部したい旨を伝えることはすごく緊張した。その時は自分の言いたかった事が全部言えなかったような気がして不安だった。その後もう一度先生が来てくれて、自分が本当に思っていたことを察してくださって、競技を続けなくていいと言ってくれて、どれだけ救われたか。どれだけ嬉しかったか。ずっとモチベーションが上がらない事も目標が定まらないことも何もうまくいかず辛かった事も、全部分かると言ってくれて本当にありがたかった。
それだけの部活に所属できていたのに、ろくなパフォーマンスができず申し訳ない気持ちでいっぱいだが、まずは体調を直すことに専念したいと思う。ご飯は少なめに。バランスを取る事ができるように。
ちなみになのだが、ここ半年で私の体調も変化したし、苦手な同期が来なくなったり復活したり、そして部活を休部したりしたのは安井金毘羅宮のおかげなのではないかと思っている。スキーでの悩みごとが解決するように願ったら休部の話がトントン拍子で進んだ。私が辞めることが正しい綺麗な終わり方だったのかはわからないけれど、少なくとも今楽しく過ごせそうなのは確かだ。お礼参りに行かなくては。
明日から色の違う世界で息をする。少しでも多くの色で溢れた世界であることを願っている。