国の光を観る。
「観光」の言葉の語源は「観国之光」
1. 国の文化、政治、風俗をよく観察すること
2. 国の風光・文物を外部の人々に示すこと
主語が人 or 土地で少し意味が違うようだが、
“光”という言葉を用いていることが素敵だなと思う。
広告代理店に勤めて3年目、
主な業務は「東北地方の観光促進」、言わば“観光屋”である。
想い描いている“広告屋”とのギャップには今も悩んでいるが、
今日はそこを掘り下げる必要はない。
ボードゲームを作ってみたかった。だから、このプロジェクトに参加した。
最初は、その気持ちが一番大きかった。今は少し違う。
観光業界を盛り上げたい、と本気で想っている人たちの力になりたい。
「ほんと頼むよ。」
岩手県宮古市の浄土ヶ浜を仕事で訪れた際に、
観光施設の方から言われた言葉。
その方は東日本大震災で親族を亡くされていた。
観光の力は、国を興すことができる。
『ittabi』という“光”を
より広く、もっと広く、あの人のところまで。