今からでも間に合う!忍たま乱太郎って?
久々のnote更新、タイトルの通り1200%バスケと関わりのない話をするので間違えて開いてしまった人は回れ右!五輪楽しみですね!
今回はタイトルの通り、『忍たま乱太郎』について「興味あるけどどこから見たら分からない…」「12月に映画やるから見に行くけど小さい時観た朧げな記憶しかないんだよな…」という方向けに独断と偏見による『忍たま乱太郎』の見かた・知りかたを紹介していきます。
まず小さい時の朧げな記憶をおさらいしていきましょう!『忍たま乱太郎』というお話の概要です。
舞台は室町時代。プロの忍者を目指して、忍術学園という忍者の学校に入学した猪名寺 乱太郎(いなでら らんたらう)が主人公です。忍術学園は1〜6年生まで6年間在籍し忍術を学ぶ学校で、現代の学校と違うのが入学する年齢です。9歳から入学することができるので、1年生は9歳で最高学年である6年生は15歳!今で言うと小学3年生〜中学3年生の子たちが同じ学校に通っているイメージですね。
現代の学校と同じようにクラスや委員会があり、そして時々転校生や編入生もやってきます。学年・クラス・委員会という括りがあるので、年齢の垣根を超えた関係性も生まれやすく、気になった子のことを調べてたら自然と好きな関係性が見つかると思います。事務員さんや個性豊かで愛情深い先生たちもたくさんいて魅力がたっぷり!この忍術学園での学園生活を描いた10分尺アニメが『忍たま乱太郎』です。
おさらいが終わったところで今回の本題、「どこから観ればいいのか?」というお話をしていきたいと思います。忍たまはNHKでの放映が始まって今年で30周年という長い歴史があるアニメ番組です。当然話数も膨大で、全部観ようと思っても難しいです。忍たま大好きな私ですら、見た話数は全体の3分の1にも満たないと思います。
そんな背景もあり、「忍たまのことをちゃんと知りたい…」と興味を思ってくれてる方に忍たま好きがお薦めする鉄板が『忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段』という2011年に公開された劇場版アニメです。
忍術学園全員出動!と銘打っている通り、この作品は忍術学園の生徒関係者がほぼほぼ出てくる上にお話としてとても面白く、アニメーションとしても映像が綺麗です。そして何より、ほのぼのとしたりくすっとしてしまうコメディさと室町時代の忍者というシビアでシリアスな面が共存している点がこの作品の最も優れたところだと私は思っています。忍たま乱太郎の魅力の最たるところがぎゅぎゅっと詰まっている劇場版アニメですので、まずこの作品を観て気になるキャラを見つけてみてください。
ではこの劇場版が観たい!と思ってもらえるように、物語のあらすじと主要キャラクターを紹介していきたいと思います。
まずは物語のあらすじ。お話は夏休み明け、忍術学園に向かう乱太郎・きり丸・しんべえのコミカルな一幕から始まります。3人は1年は組のクラスメイト。学園について早速は組の教室に行くと何やらクラスメイトたちが集まって話しています。話を聞くと、どうやら夏休み中に出されていた宿題に不備があったとのこと。犯人はへっぽこ事務員の小松田さん。1〜6年生、それぞれの学年に合わせて用意されていた宿題がごちゃまぜになっており、1年生が6年生の宿題にあたる…なんてこともあるみたい。
6年生は最上級生なので、当然宿題の内容もプロ忍者顔負けの難しく危険な内容だったりするのです。そんな宿題にあたったら大変だ…とみんなで話していたけれど、ある一人のクラスメイトがまだ登校していないことに気づきます。それが山村 喜三太(やまむら きさんた)。彼はナメクジが大好きな風磨流忍術学校という別の学校からやってきた転校生。
難しい宿題にあたって宿題が終わらなくて学校に来れてないんじゃ…としっかり者で成績優秀なクラス委員長の庄左ヱ門(しょうざえもん)を中心に、よいこのは組はみんなで心配します。
は組の良い子たちの悪い予想が的中していて、喜三太には難しい6年生の宿題が当たっていました。その内容がなんと「オーマガトキ城主の褌(ふんどし)を獲れ」というもの。城主というの殿様、当然たくさんの兵に護られているので容易なことではありません。オーマガトキ城に忍び込んで捕まってしまってるかもしれない…そんな喜三太を救出すべく忍術学園総出で出動する、これが映画の大筋になっています。
では最後に主要キャラクターを紹介していきます!喜三太救出にあたって学園長先生は宿題をやってこなかった生徒を集めて選抜チームを作ります。まず特別チームが先発として喜三太救出に向かうことになるのですが、そんな特別チームから2人ご紹介します。
まず6年は組の善法寺 伊作(ぜんぽうじ いさく)から!
彼は主人公の乱太郎も所属している保健委員会の委員長。学園内では不運大魔王と呼ばれるぐらい、不運な星の下に生まれていると有名な最上級生です。おおらかで、傷ついた人に手を差し伸べる心優しい性格の持ち主で、出ていた宿題が「タソガレドキ軍の旗を奪え」だったのですが、持ち帰る道中出会った怪我人の手当てのために割いて全て包帯にしてしまい失格。ちゃんと宿題はしたけれど、宿題よりも怪我人を助けることを優先するところが"忍者に向いてない"と言われる彼らしいですね。映画中ずっと乱太郎を優しく諭し見守ってくれるお兄さんです。
もう1人は5年ろ組の不破 雷蔵(ふわ らいぞう)!
彼はきり丸と同じ図書委員会に所属している上級生。
成績優秀で穏やかな性格をしていますが、優柔不断で疑心暗鬼が過ぎる迷い癖が玉に瑕。"彼も忍者に向いてない"と言われがちな生徒です。宿題をやらなかったのも簡単すぎて、どういうこと…?と迷って手をつけられなかったようです。彼と全く同じ顔をしている鉢屋 三郎(はちや さぶろう)という同級生は双子の兄弟とかではなく、変装の名人で雷蔵くんの顔を借りているだけという不思議な関係性。
宿題も雷蔵に付き合ってやるのを放棄したようで、2人して選抜チームにノミネート。映画内ではちょこちょこ出てくるぐらいですが、性格や風貌が某バスケ選手にちょっと似てるな…と思いピックアップさせてもらいました。
紹介したいキャラはまだまだ沢山いますが、是非ご自身の目で確かめていただけたらと思います!
まずは劇場版アニメを観るところからはじめて見てください。どうかこのnoteを読んでくれた方の気になるキャラクターが見つかって、どんどん世界が広がっていきますように。