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ぴかぴかの新1年生が大集合!

ソニー広報部のYHです。今回は、小学校へ入学する社員の子どもたちにランドセルをプレゼントするソニーの伝統行事「ランドセル贈呈式」をご紹介します。私の子どもたちも贈呈式でもらったランドセルで小学校6年間を過ごし、卒業した今も大切に部屋に置いています。ランドセル贈呈式は、親も子も楽しみにしている、ソニーにとって大切なイベントです。


今年で65回目を迎えた、歴史あるランドセル贈呈式

ソニーのランドセル贈呈式とは?

ランドセル贈呈式は、ソニーの創業者のひとりである井深 大が、「人を育て、未来を築く」という信念のもと、1959年に小学校に入学する社員の子どもを対象に始まり、60年以上も続いているソニーと家族をつなぐ歴史あるイベントです。
 
贈呈されるランドセルは内側に”SONY”のロゴが刻印されたオリジナルです。ランドセルの箱にもソニーのデザイナーのこだわりが詰まっていて、コーポレートカラーであるソニーブルーを使い、子どもたちの好奇心をくすぐるために、小学校で学ぶ科目のイラストがデザインパターンとして落とし込まれています。

オリジナルのランドセルとこだわりが詰まったパッケージ。
ランドセルは、写真の赤と黒ふくめて全5色からえらべます。

式典当日は、事前に子どもたちが家族と一緒に選んだランドセルもしくは文房具セットが手渡されます。

第65回 ランドセル贈呈式

今年は3年ぶりにリアルの式典が2月末に開催されました。ソニーシティ(本社、品川)と厚木テクノロジーセンター、ソニーシティみなとみらいの3会場で同時に開催し、国内ソニーグループ全体(対象の31社)においては総勢1,380人の新1年生とその家族が参加しました。式典では3か所をライブ中継でつなぎ、ソニーグループ株式会社 代表執行役 会長 兼 社長 CEO の吉田 憲一郎のメッセージが届けられました。

3拠点同時ライブ中継

ソニーシティみなとみらい会場

みなとみらい会場では、ソニー株式会社在籍の社員とその家族が参加し、ソニー吹奏楽団によるウェルカム生演奏からスタート。ランドセル贈呈式の発案者である井深の紹介、作り手の思いを知り大切に使ってもらいたいという願いが込められたランドセルができるまでの工程ビデオが流れました。
そして、ソニー株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 槙 公雄から、新入生とご家族へのお祝いの言葉とともに、ご自身もランドセル贈呈式を経験していて、娘さんが今でもその文房具を使っているといったエピソードが紹介されました。

新1年生と槙の掛け合いの一幕

式典の中で、生前の井深がランドセル贈呈式で子どもたちに伝えたビデオが流れました。
「何のために学校に行くの?」と呼びかけ、子どもたちから元気よく「勉強するため!」と返事が返ってくると、「まったくその通りです。ただ、もっと大切なことがあります。立派な人間になる、そのために学校に行くんです。立派な人間とは、良い人間のことです。皆さんにとって、お父さんやお母さんは大変良い人間だと思います。自分のことだけを考えるのではなく、お友だちや先生、お母さんやお父さんのことも考えられる良い子になってほしいです。そういった勉強も学校でたくさんしてほしいというのが、私の心からのお願いです」と話されていました。

ランドセル贈呈式発案者である井深

会場にいた子どもたちにも、その言葉がしっかりと届いており、槙からのお祝いの言葉に「ありがとうございます」と元気にお礼を伝え、学校では「いい人になるための勉強をする」という答えも返ってきていました。
 
式典の最後には、お待ちかねのランドセルまたは文房具セットが、新1年生一人ひとりに槙より手渡され、嬉しそうにはにかむ子どもたちの笑顔がとても印象的でした。ランドセル、文房具とともに素敵な小学校生活が過ごせますように!入学おめでとうございます!!

新1年生一人ひとりに直接、ランドセル、文房具を手渡し


執筆:広報部YH