【日本語のリズム感を感じた時】
私が日本語のリズム感とは何かを実感した時と自分の学習スタイルと自分の経験との関係についてまとめました。日本語のリズムとは何かをもう一度、考えていきたいと思います。
日本語の発音について、特に、リズムについて
考えたのは、修士に入ってからでした。
リズムの取り方が難しいとか、リズムが違うとかは、感じたことがなく、なんとなくリズムで練習するという感じでした。
私は、子供の時からピアノを習ってたので、
さらにいえば、芸術中学校の入試を受けるというような育成の名のもとで、厳しく練習をさせられました。リズムについては、
何よりしつこく言われたような気がします。
その結果、リズムについては、難しくもなく、なんとなくできていたと感じます。
問題は、ここから!
実は、リズムの取り方がいろいろあって、音楽的なリズムの取り方はできたとしても、重要なポイントとなる言語リズム、日本語であれば、モーラリズムの特徴は、捉えられず、促音や長音の長さの調整、撥音を長さとして感じるなどはできていませんでした。私が、できていないというのは、長音の長さがいつも足りないか、長すぎるか、わからないところでした。
そこで、自分が気づいたのは、長くすべき特殊拍に注目するより、なんと、自立拍連続かいかに短いのかということを感じた時でした。
そして、そこから、2拍を1つのリズム単位として認識しました。そこで、私の疑問は、
“私は、どうやって、2拍1リズムを感じたと言えるのか?“という点です。
よく思い直してみると、発音を身体で覚えるVT法だったのです。発音の先生は、体の動きと発音を一緒にしていくことを練習し、
歩きながら、手を動かしながら、日本語の拍の練習をしました。
最初は、体を動かすということが恥ずかしいと感じていたのですが、
私にとっては、とても自分に合ていたと思います。
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