
転職活動が思うように進まないのはパンダ思考じゃないから?明日から実践できる「転職活動」のやさしい思考法
転職活動、思うようにできていますか?
「はい!」と自信を持って答えられなかった方は、もしかしたら自分の思考法が、あなたの進路を邪魔しているのかもしれません。
ヒガアロハさん原作の「しろくまカフェ」では、仕事が嫌いでダラダラするのが大好きなパンダくんが、CEOにまで上り詰めたお話が第29話で描かれています。そこでは、人生は計り知れない可能性に満ちているから、ありのままの自分を大事にしようということを教えてくれています。
見たことがない方は、しろくまカフェ第29話「パンダくんの新しいバイト」を今すぐチェックです!
■パンダくんに学ぶ転職活動のやさしい思考法①「自然体でいよう」
パンダくんはある日、パンダ柄のネクタイをつけてしろくまカフェに現れます。なんと自動車のディーラーのお仕事を始めると言うのです。ちゃんとできるの?と心配されるなかパンダくんは「ネクタイつけてるから大丈夫」とお仕事へ向かいます。
エンジンのかかった赤い車の上でパンダくんが寝ていると、お客さんが興味を持ってやってきました。
そして店員さんは、お客さんに言うのです。
「このようにパンダを乗せても凹まない強靭なボディ、眠りを妨げないエンジン音は他社と比べて頭ひとつ抜きん出ております!」
そして、気持ちよさそうに寝るパンダくんの寝顔見て、お客さんは言うのです。
「ちょっと乗らせてもらってもいい?」
結果、車は売却!会社の売り上げも上昇。「また車の上で寝てくれ」と会社から頼まれるほどの成果を生み出したのです。
パンダくんは、ただ自然体で居ただけなんです。お客さんに取り繕うこともなく、自分に嘘をつくこともなく、その環境で自分が自分らしく居られる場所を見つけただけなのです。
■パンダくんに学ぶ転職活動のやさしい思考法②「運も実力のうち」
その後パンダくんは、お得意様の社長に気に入られて、証券会社に勤めることになります。
パンダくんがぐうぐうデスクで寝ていると、ついつい寝ぼけてマウスをクリックし、会社のお金で10万株を買ってしまいます。ですが、それが大儲け。
運も実力のうち。結果を生み出した過程がたとえ、たまたまだったとしても、それを自分の評価にしても良いのです。運がいい人ほど、会社にとって強い味方となることは間違いありませんから。
■パンダくんに学ぶ転職活動のやさしい思考法③「固定概念を捨てよう」
その後パンダくんは、ある会社で営業セミナーの講師を受け持つことになりました。大きなホールに何千人も集まるなか、パンダくんは堂々と話します。
「動物園でバイトをしています。これがその写真です。一緒にダラダラしているのは先輩の常勤パンダさんです。お手元の資料の2ページ目をご覧ください。お母さんに掃除機で吸われている時の僕です」
セミナーを受けた社員たちは、趣旨に疑問を抱きつつも「可愛いのは可愛いな」と心をほっこりさせ、明日からまた頑張ろう!と気持ちがリフレッシュされました。おかげで社内の空気が良くなり、業績が上がったのです。
営業セミナーに登壇するならば、営業のコツを教えなければ、心構えを説かなければ、渇を入れやらなければ、自分の実績を公表して士気を高めなければ……etc. 人の心を動かそうとする時、「き○○しなければならない」という固定概念があることで、本来自分だけが持っている人を感動させるなにかを伝えられていないかもしれません。
パンダくんはセミナーで、たんたんと自分の可愛さについて語っていましたが、それが人々の疲れや悩みを癒しに変えて、頑張ろうという気持ちに変化させたことを踏まえると、人々が本当に求めているものは、意外と単純で簡単なものなのかもしれません。
■パンダくんに学ぶ転職活動のやさしい思考法④「とりあえずやってみよう」
その後、パンダくんは本を出版します。タイトルは「ありのまま生きる」。パンダくんがありのままに過ごしている写真がたくさん載っている、写真集のようなビジネス本です。
新しいことを始める時には、需要はあるのか、自分は適任なのか、環境に合うのか……分からないことが多いですから、不安の混ざったさまざまなリスクが上がることは当然です。でも新しいことに不安やリスクはつきもの。それよりも、行動をすることに価値があるのです。
■パンダくんに学ぶ転職活動のやさしい思考法⑤「ポジティブシンキング」
その後、パンダくんはあらゆる人の支援によってCEOに就任します。「CEOってなんだろうね」と笹を食べながら問うパンダくんに、カフェで働くしろくまくんと笹子さんは「ちゃっかり、えばって、おいしいところ?」なんて冗談を飛ばしていました。
それに対してパンダくんは、「僕って可愛いだけじゃなくて偉いんだ」と超ポジティブシンキング。
良いところだけ切り取って、自分の価値を高めていく。まずは自分が自分を評価してあげる(それも甘々に。人生HAPPY、毎日幸せ、僕と関わるみんなも幸せ、くらいには)ことが大事なのかもしれません。だって、自分ダメなんですって思ってる人より、自分と居るときっと楽しいよって言ってくれる人の方が、何が始まるのかワクワクして面白そうじゃないですか。パンダくんもよく言っています。「僕ってどうしてこんなに可愛いんだろう~」って。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
「なんだそれ(笑)」って思うところもあったかもしれないけど、少しは凝り固まっていた頭が解れたんじゃないですか?
転職活動はあなたの人生における大きな分岐点。だからこそ、パンダくんのように他人の顔色を伺うのではなく、嘘の自分で取り繕うのではなく、ありのままの自分を大事できることが、大きな力を発揮する秘訣かもしれませんよ。
とにかく、しろくまカフェ第29話「パンダくんの新しいバイト」を今すぐチェックです!
この記事を書いた人:ぱるちゃん
算数・数学に恐怖すら抱く、数字ダメダメ文系女子(25)。
論理より感覚。分析より行動。まさに猪突猛進。猪のような女です。
経歴:Webマーケティング(SEO) ⇒ フリーライター
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