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ノーマルタイプの中で生活するということ
小2の息子はADHDグレーゾーンとされている。
それによって本人がこれまでとこれからと、困ることや戸惑うことは計り知れないが、親としては私もパパもあまり悲観的ではない。
というか、愛おしいと思う部分が多い。
もっと幼いときは、2秒と同じ場所にとどまらず、常に走り、本当に彼の命の危険と隣り合わせだったので、大変ではあった。(この頃のことの詳しくはまた別で書こう)
療育や年齢を重ねるごとにそうした衝動性といわれる部分は落ち着き、今は命の危険のような心配はなくなり、少し独特な部分やクセが強いという感じ。
でももうそれも込みで彼だし、本人が困ることが多いならやはり「障害」というべきかもしれないけれど、私からすると、
通常発達がノーマルタイプ、彼らは特別=スペシャルタイプ、
という仕様の違いのような捉え方になってきている。
(この場合のスペシャルは一部の人にあるといわれる「ギフト」のような才能といったことではなく、単に特殊、特別ということ)
最近は国などの教育方針も「個」を伸ばす方向になってきているようで、配慮などに対する先生たちの姿勢も協力的で、入学前におびえて構えていたのが拍子抜けといったところ。
ただ、ここのところ、息子がよくかち合う男の子がいる模様。
勉強も運動も人より簡単にはできない部分をバカにされるようで、それでも息子も応戦したりと、まだ「ケンカ」という部類だと思っていた。
どうやら相手の子はみんなに対してそんな感じらしいし。
でも昨日はその子じゃない男の子たちにも攻撃されたとのこと。
その場で息子が応戦したら「Aくん(息子)は弱そうだと思ってたけど、意外と強いんだね」と言われ(笑)、仲直りしたようだが。
先日、ママ友だちが言っていた話では、小2が一番いじめが多いらしい。
「異質なもの」というのを感じるようになりグループなどができはじめ、でもまだ影で悪さをするほどの知恵はなく、表面化しやすいから件数が多い結果となるそうで。
息子が小さいとき、多くの子どもたちと遊んでいる中で、私が彼を注意したのを何度か見るうちに、子どもたちの息子に対する態度が雑になっていくのを体感したことがある。
私が子どもたちに「こいつ(息子)はこう扱っていいんだ」と感じさせてしまったんだと猛烈に反省した。
こうした空気ができてしまうとやっかいだと思う。
だから、もし今日また息子が誰かに何かされたようであれば、明日、私は出動しようと思う!
まだ息子も周りの子たちも7、8歳。お互い、はやめに軌道修正できたほうが今後のためだよね。
…なんて建前のもと、相手の子たちにオラオラ言ってやりたい気持ちをグッと押さえて、解決への一番の近道にはどうすべきかを考えておくとしよう。
ふぅ。