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建築と違うのは。

12月に東京と大阪で、着る空間【T-PEACE】のお披露目をしました。
いろいろな方に試着してもらうのは初めてで💦
『気に入ってくださる方がいるかなあ?いればいいんだけどなあぁ。』
という控えめな気分でいたのですが、
予想を超える計10着もオーダーをいただき、嬉しくて泣きそうでした(;;)

かつて建築を作っていた頃。
自分が見たことのないものを見たい作りたいというエゴが強かったんです。
その空間を使う人やそこに住まう人の気持ちよりも、まだ見たことのない、唯一無二のものを作りたい。それが結果的に価値になると思っていました。

でも。服を作る動機はそれじゃないんです。
形はできるだけシンプルに伸び縮みの幅も大きくして「着る人の体型で完成するもの」を作りたいと思いました。
身長や体格の違いが価値を生む服をめざして――
「その人に似合う服」じゃなくて「その人に似合わせていく(振れ幅を持った)服」がいいなあと。
いろいろな方に試着していただいて、『ああ似合ってるなあ・・』と感じるときがいちばん幸せです😊

来年は自らあちこちに出掛けて行って試着会を開きたい彡
建築から足を洗って踏み込んだ世界なので、もっとギアを入れていかねば!

ただいまメンズも準備中。
あと、端切れを使ったネクタイや、パッチワークして作るユニセックスな一点もののスカートにもチャレンジしたい。
使っている生地は一種類だけなので、とにかく端切れを残さず使い切る!
これはSDGsとかエコじゃなくて、本能です⚡


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