5月1日から一週間。 毎日お店に立ち、プレゼン&販売してきました。 これまで足かけ5年、試行錯誤しながら作ってきた服=「着る空間」。 公けには初リリースでしたが、たくさんの方にご試着+お買い求めいただき、じわじわと嬉しかったです。 前回のnoteで「今年こそ服を軌道に乗せる。」と決意表明しましたが、 今回の初出店で、しっかりと手ごたえを掴みました。 何より、素敵なお客様にたくさん出会えてとても幸せでした。 『デザインだけじゃなく着心地もいいし、鬼リピします!』 というメッ
新作のコート。 私自身がずっと欲しかった形のコートをつくりました。 これは【T-PEACE】のデザインルールとしている「ハギレを出さずに長方形の生地を使い切って作る」に則っています。 特徴はボタンが大ぶりの蝶ナットであること。 このコートを羽織ると、 『銀河鉄道999っぽい。』とか『ライトセーバー持ってそう!』とか言われるので、ちょっとSFっぽいのかな⚡ つくった本人が気に入っているのはもちろんですが、とにかくいろんな人に着てみて欲しくて、試着会を楽しんでます(^^)v
What's New?のご紹介です。 T-PEACE 初めてのトップス「Nシリーズ」をリリースします! Nの由来は、首周りのカットの形です。 「端切れをいっさい出さずに仕立てるシリーズ」なので、 首周りは生地にN形の切り込みを入れて、パイピングをしただけ。 ”両A面”で前も後ろもなく、お好きな方で着ていただけます☆ わたしは断然左で着ますが、親友のももちゃんは右がいいと。 『ああ、ももちゃんなら右だな、たしかに!』 とまあ、好みが分かれるところもいいなあと思っています。
12月に東京と大阪で、着る空間【T-PEACE】のお披露目をしました。 いろいろな方に試着してもらうのは初めてで💦 『気に入ってくださる方がいるかなあ?いればいいんだけどなあぁ。』 という控えめな気分でいたのですが、 予想を超える計10着もオーダーをいただき、嬉しくて泣きそうでした(;;) かつて建築を作っていた頃。 自分が見たことのないものを見たい作りたいというエゴが強かったんです。 その空間を使う人やそこに住まう人の気持ちよりも、まだ見たことのない、唯一無二のものを作り
さいきん、新作を作っています。(これまで作った服がちゃんと売り出せていないうちからもう、、) 私が服作りでやりたかったのは、「一枚の布を使い切って服にする。」ということ。新作は、ほぼ端切れゼロです! もちろん、いくら布を有効活用したとしても、デザインが弱いとだめなので、たくさん模型を作って考えます。 「一枚の布からどう服を立ち上げるか?」 これは紙に描くよりも、初めから布を切って縫って考えるのですが、それは「模型」だと思って作っています。 建築をやっていた癖なのでしょう。
ミシンは苦手です。 まっすぐ縫えないし、糸がすぐ絡まるし。 でもオリジナル服を作ろうと思い立ってからは、ミシンをガタガタ踏んでいる時間が長くなりました。 服の「形」は早くから決まっていたんです。 でも「生地」がなかなか決まらなかった。 いろんな生地を次から次へ試し、同じ形の服を30着は作ったと思います。 納得のいく生地に出会うまで、長かったなあ。。 最初は、 『やっぱりSDGsだし、ペットボトルのリサイクル生地にしよう!』 とか、 『やっぱ綿でしょ、天然素材よねー!』
私は身長175㎝。 保育園の頃から、クラスメイトより頭ひとつ分大きい子でした。 父親が185㎝あったので遺伝です、まちがいなく。 中高は女子校だったので、それほど気にならなかったのですが、 この身長が最大のコンプレックスになったのは、大学生の時。 好きになった人が、自分よりも身長が低くて・・。 今ならぜんぜん気にしないようなことを、気にする時代だったのでしょう。 夜な夜な地面の上で何度もジャンプして、身長を縮めよう(?)と頑張ったり、バレエシューズみたいなぺったんこ
2019年6月のこと。 私は生まれて初めて「モデル」としてランウェイを歩きました。 それは、コシノヒロコさん主催の、モデルを広く一般公募したファッションショーで、その年が初めての試みでした。 一度は歩いてみたかった、憧れのランウェイ。年齢制限もなかったし、身長だけはあるので、思い切って応募してみたんです。 それにはオーディションがあって、コシノヒロコさんやスタイリストさん達の前でウォーキングもしました。ド素人の身で。 合格通知が届いたときは嬉しかったなあ。 当日集
30代の頃は、建築を設計して建てることが面白かったんです。 40代で自身の家を設計してからは、インテリア空間が面白くなってきました。 リビングを床から天井まで植物でいっぱいにして家の中を“公園”にしたり、部屋のあちこちをオーガンジーのカーテンで緩く仕切って、家を“着せ替え”して楽しんでいました。 正直、自分自身はほったらかし。 自分の居心地を良くしてくれるインテリアに比べたら、服もお化粧も何でもよかったんです。 ところが。 50代に入ったころ、急にインテリアが色褪せて(
きっかけは2年前。暑かった夏のある日、生地屋さんで買った1mの布でした。 衝動的に、これで着れるものを作ってみよう、と。 それはリバーシブルなストレッチ生地で、たしか赤ちゃんの服生地を選ぶコーナーにありました。 家に着くなり、型紙も作らず布を適当にカットして、工作のように組み立ててみました。 切りっぱなしの生地を、縫い合わせて、組み立てた服。 でも想像よりいい感じに仕上がって、嬉しかったんです。 嬉しかったので、Facebookにアップしてみました。 すると思いがけず、