百九十九話 遅番
愛しの翼さんのお部屋でお世話になっている私…。
メイド喫茶店風『天使の扉』と言うお店でご奉仕させていただいて…。
疲れ切った私は、先に翼さんのお部屋に帰らせてもらった…。
翼さんのベッドで眠らせていただいて、お風呂も使わせていただいた…。
これから毎日翼さんのお部屋で、寝起きしてお風呂とかご飯も食べる…。
大好きで愛している翼さんと一緒に生活できる…。
なんて幸せなことなのでしょう…。
私はこれからこの幸せを噛み締めて、生きていきます…。
まぁ、そんな感じでお風呂入ったあとは、夕食タイムだった…。
翼さんがスーパーの特売で買ってきてくれたキノコを使った料理…。
ブナシメジ、エノキ、エリンギ、マイタケ、シイタケ等々…。
それらのキノコをバターソテーした料理が食卓に並んでいる…。
食前のお祈りをして、みんなでいただいた…。
ブナシメジからいただいたけれど、とっても美味しい…。
キノコ料理苦手だったけれど、これなら食べれる…。
さすが翼さん…。料理も天才的に上手でうまいー!
私はとっても感動してしまうのであった…。
翼さんはエリンギを頬張って食べて、摩耶はシイタケを食べている…。
みんなキノコ料理を堪能して、食後のお祈りをして食べ終えた…。
翼さんは、椅子に深く腰掛けてくつろいでいる…。
摩耶はさっそくスマホを取り出して、なにやらゲームをしている…。
食後のくつろぎタイムなのかな…。
翼さんは長いロングヘアーを手櫛で梳いたり、脚を組んだりして…。
大人の女性の魅力がいっぱいなのであった…。
「ノアちゃん『天使の扉』での初めてのご奉仕どうだった…?」
翼さんに突然言われて、私はビクッとなってしまった…。
「すごく緊張しました…。触られたりして…」
そう、『天使の扉』はお帰りになられるのはお嬢さまばかりで…。
私がご奉仕した初めてのお嬢さまに、色々触られたりしたのだ…。
なんとお触りOKなお店だったのだ…。
女の子が大好きなお嬢さまがお帰りになる憩いの場…。
それが『天使の扉』というお店なのだ…。
最初のお嬢さまにはかなり執拗に、脚とか触られたなぁ…。
そんなことを思い返す私であった…。
「それで、ノアちゃん朝辛かったら、午後からの遅番にする?」
私がご奉仕のことを反芻していると、翼さんから提案があった…。
なるほど…。遅番というのもあるのか…?
ものすごく眠そうな顔して、ご奉仕していたのかな…?
「わかりました…。遅番にします…」
私はとりあえず翼さんの言う通り、遅番シフトにさせてもらうことにした…。