【言葉調べ】群衆流動係数
ざっくり理解
人がいっぱいいる施設
非常時等
いっぺんに出口向かってみんな出られるか?
ちゃんと理解
避難計画などに用いられる。[人/m・sec]
空間単位幅あたり、単位時間で何人通過できるか。
群衆の流れの性質見るのに有効な指標
避難時など出口に人が殺到して出られなくなったり混乱が起きたりしてしまう、それを適度に分散させたりする方法を考えたいための指標
EX)駅
水平な通路やドアの群衆流動係数1.5[人/m・sec]
階段の群衆流動係数1.3[人/m・sec]
関連法規 ピックアップ
興行場等の出口の戸(令118条、令125条2項)
客席からの出口の戸および客用の屋外への出口の戸は、内開きとしてはならない(回転扉もNG)
廊下の幅(令119条)細々あるので省略
廊下の用途と廊下の配置によって異なる。最小1.2m以上かな…
※車椅子同士が廊下ですれ違うには1.8m以上…という建築計画の規程ある
階段(令120条~令124条)細々あるので省略
火災が主
避難階や地上に難なく行けるのが直通階段
階段までの歩行距離にももちろん規定アリ。最長50m(筆者が走って12秒はかかりそうな距離です。考えただけでしんどい。)
大規模店舗の避難階段等の幅(令124条)細々あるの省略
床面積計1,500㎡超える物販販売業店舗の階段幅規程してたり。
屋外出口と施錠装置(令125条126あたり)略
非常時にちゃんと出られるようにしておく
屋外避難階段への出口は屋内から開けられるようにするとか。
屋外設備として手すりとかちゃんとしとこ。
非常用進入口(令126条)略
消火活動や救出活動のために出入りできる開口部
はしご車31m限度なので31m以下の外壁で気にする必要がある
土地のなかで塀とかも邪魔にならないようにね(幅)
中入ってからの通路も気にしてね(幅やら)
地下(令128条の3、令129条)略
煙突(令115条)略
屋根面の高さなどの規程
換気扇ついてたりしたら除外されるケースも
そのうち読みたい論文
□出入口および階段降り口における群衆の流動係数について(1996.4, 植竹, 渡部, 奈良, Bulletin of Japanese Assosiation of Fire Science and Engineering Vol.44.No.1-2 )
□都市開発による鉄道駅の混雑と施設容量に関する研究(鈴木, 日比野, 森地, 政策研究論文Vol15 No3 2012 Autumn)