バレエのプリンセスはみんなのプリンセス!〜テーマパークでお姫様に出会った話〜
みなさんこんにちは♡
今回はテーマパークで出会ったお姫様について。
プリンセスとバレエって、きっと、昔も今も、いつだって、切っても切れない関係にあると思うのです。
そんなお話をしたいと思います。
先日、ユニバーサルスタジオジャパンに行ってきました。
USJは最近、新エリア「ニンテンドーワールド」(正式名称合ってるのかしら…?)がオープンしたばかり。
私が行った日も相変わらずの盛況ぶりでした。
私はテーマパークが大好きなので、頻繁に足を運びます。もちろんショーもたくさん見ますよ。
ニンテンドーエリアに入ると、たまたまニンテンドーの代表的なゲーム、マリオシリーズに登場するキャラクターたちがグリーティングに出ていました。
その中にはピーチ姫も。
ピンクのボリューミーなドレスと金髪の髪が可愛らしい、あのお姫様です。お客さんたちに優雅に手を振ったり、言葉は聞き取れないけれど来訪を喜んでくれたり、素敵な仕草で迎えてくれました。
そんなピーチ姫を見て、
一緒にいた友人が一言。
「優雅でさ、美しい感じのさ、動きあるやん。プリンセス感溢れてるわ〜。あの動きすごいわ。生のピーチ姫めっちゃプリンセス。」ですって。
「あの、めっちゃお姫様みたいな動きできるのすごいよな。」なのだそう。
うーん。確かにそうかもしれません。
日常で見る仕草ではないよなあ。実際のプリンセス(英国とかにいらっしゃる)が、こんな動きをしているわけじゃないしなあ。
でも、友人は目の前のピーチ姫を「めっちゃプリンセス」だと言うのです。
結論から言えば、
ピーチ姫がしてるその「めっちゃお姫様な動き」って要は、バレエでプリンセス役のひとがマイムでやる動きなのです。
バレエ を見たことがある人やったことがある人は、
どんな動きかすぐにぴんと来るでしょう。
胸に手を当てて「私」、少し拳を握って様子を伺う素振り。
アロンジェ(バレエ の腕のポジションの一つです)を動かすみたいに、指先だけ遅らせたり波うたせて動かす動き。
手のひらを上に両手を胸から開く、定番のあれ。
そうです。
バレエのプリンセスの動きは、今やバレエの作品を超えて、誰もがプリンセスと感じる動きになっているのです。
かつて、ディズニーが「白雪姫」を始めてアニメ化したとき、白雪姫の動きはバレリーナをトレースしたものでした。
きっと今我々がテーマパークで出会えるプリンセスたちも、バレエを習得しているのでしょう。
そんな代々のプリンセスたちが
意識的にか無意識的にか行ってきた
"プリンセスといえばこの動きでしょ!"な動きは、
バレエを知っている知っていないを超えて、
一般認識としての"プリンセスといえば"になっているようです。
プリンセスに憧れる子どもたち。
プリンセスのどこに憧れているのでしょうか。
プリンセスの美しい所作ならば、案外、すぐに習得可能かもしれません。