スウェーデンでの生活#2 スウェーデンのお酒
昨日でnoteを始めてから1週間、ストックホルムにいる間はできる限り連続更新していきたいと思っているわけなのだけれど、案外むずかしい。ネタは増える一方なのだがタイトルと文章を考えるのに体力を使う。語彙力が欲しい今日この頃…
さて、今日は私の趣味のひとつであるお酒の話をしたい。ここスウェーデンでも例にもれず代表的なお酒というのがある。今回試してみたのはそのひとつ、Punsch(プンシュ)というリキュール。Carlshamns Flaggpunschというのが一応最も伝統的なやつらしい。
ボトルに印刷してある王冠と国旗がかっこいい…。Wikiによると、Punschというのは「アラック(中東のほうのお酒?)、蒸留酒、砂糖、水といくつかの香料でできた、北欧で作られている伝統的なリキュール」とのこと。昔は温めて楽しむものだったのだとか。
ふたを開けるとベルモット(フレーバードワイン)のような複雑で甘い香りがふわっと広がる。味のほうはざっくり言うとラムレーズンと焦がしキャラメルを合わせたような感じ。ベースになっているスピリッツの大人な甘さに、ベリーとシナモン系のスパイスが組み合わさって華やか。大事に少しずつ飲んでいるせいもあると思うけれど、度数26%の一般的なイメージよりはだいぶ軽い。これを入れてパウンドケーキとか焼いたらすごく合いそうだけど、さすがにもったいないか…
ちなみにこのPunschを買ったのはSystembolagetというお店。スウェーデンではビールなど度数の低いお酒を除いて、スーパーやコンビニでアルコールを販売してはいけない(!)という厳しい規制がある。これは依存症になる人が増えて社会問題にまでなったためらしい。まあ寒いからね…。その代わりこの国営酒屋「Systembolaget」で、平日と土曜の昼過ぎまでに限ってお酒を買うことができる。扱っているのはワインがメインで、いろいろな地域のものが置いてある。デザートワインやシードルのコーナーもあって楽しい。気になったものがいろいろあったので、そのうち他のお酒にも挑戦してみたい。
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