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スウェーデンでの生活#18 自然に囲まれた静かなカフェで

先日、同僚に誘われて英語の即興劇を見に行ってきたSonoriloです。前座+2公演制だったのですが、とにかく演技力が圧倒的で迫力がありました。前半は小説の1ページ目だけを読み上げそこからストーリーを膨らませる「ページ1」という形式で、笑わずにはいられない場面もあり、息をのんで見守る場面もありのサスペンスホラー作品に。メインの後半はお馴染みの観客が書いた言葉を使って演じる形式で、バレエダンサーを夢見る少年が主人公の映画仕立ての劇でした。パリが舞台だったのですが、役者さんが4人ともフランス語訛りの英語やバレエ風のダンスが非常に上手くて引き込まれました。フィナーレは大団円で、"Follow your dreams..." とミュージカルのように全員で歌う終わり方。いろいろすごすぎて終わった後もしばらく余韻に浸っていました。

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さて、今回訪れたのはストックホルムから20分ほど地下鉄に乗ったところにあるカフェ、"WINTERVIKEN(ヴィンテルヴィーケン)" 。もともとはアルフレッド・ノーベルのダイナマイト工場だった建物をカフェとして使っている。

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郊外というほど都心から離れてはいないのだが、カフェのある場所は自然が豊かで、静かで心地よい。写真だとわかりにくいけれど、野生の鹿も見かけた。

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小さな森の中を歩いていくと煉瓦造りのカフェが見えてくる。屋根に雪が積もっていてなかなか幻想的。アンティーク感のある円窓が可愛い。

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カフェの中は大勢の人でにぎわっていた。カウンターに並べられたオープンサンドやケーキから気になったパニーニを選ぶ。挟んであるのはハムとスライスチーズ、きゅうり、レタス、スプラウトで、主張ひかえめなマスタードがアクセントになっていて美味しい…。カプチーノは飲み終わるまでしっかり泡がふわふわで、デザートのココナッツをまぶしたチョコレートボールもずっしりした食感でいい感じ。

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建物の内部は木が使われていて暖かみがある。簡素なクリスマスツリーも置かれていて楽しい気持ちになる。

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外にはリースや樽の形の植木鉢も。

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美しい夕焼け。家庭的でほっとする、それでいて特別なごはんに出会えた素敵なカフェでした。

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