つながり
去年から
新しいプロジェクトを
立ち上げたのと
ビジネスパートナーの
仕事を受けることになったのとで
自宅の音楽教室の
運営形態が大きく
変わりました
両立していくための
バランスを取りました
大学卒業と同時に
私は個人事業主です
その間
ピアノ指導者同士としての
繋がるご縁も
沢山ありました
その中の
隣町にいらっしゃって
1度お会いしただけの、
あとはメールや電話で
時々やり取りする
10年くらいのお付き合いの
先生から
先日連絡がありました
その時にこちらから
何気に
伺った事があります
「先生、次の発表会はどうされます?」
何故この質問をしたかというと
現在、私の教室の生徒数は
多くありません
更には
大人の生徒も多く
発表会に出ない人達が
結構いるので
単独でやるには少し
寂しいかも、
と思ったからです
ほかの先生方は
どのくらいの人数で
発表会を開催しているのか
伺ってみたくなりました
去年より前は
私は
常に40〜50人の生徒を
抱えてきました
個人経営で1人指導者、の形態では
市内でも1、2位の数でした
常に
発表会は単独運営で
やってきました
単独開催出来ない
生徒さんが少ない先生が
混ぜて欲しいといって
ご一緒したことはあります
そこからすると
今はかなり
規模が小さくなります
不安よね
運営上赤字になるのかしら
生徒にはあまり負担をかけたくないし
そんな気持ちを吐露したら
その先生からとてもありがたい
お言葉が、かえってきました
「私は楽器店時代の同僚と2人で
発表会をしています。
私たちが抱える生徒合わせても、
今の先生の生徒さんの数には
満たないですよ。
その人数なら充分単独でいけると思います」
そうなのか、
この位ならなんとかやれるのか…
先方のアドバイスを
聞きながら
脳内で色々考えていました
「先生、でもおひとりでは
やることが多すぎるので大変でしょう。
演奏活動もされてますし。
良かったら私たちと一緒にどうです?」
「えー!?」
「単なる気遣いではなく。
こちらとしても
参加人数が増えれば何かと
経費の単価を下げられるし、
指導者3人いれば
外に手伝いを頼まなくてもいいし
準備も分担できるから。
どう?先生がお嫌でなければ!」
なんてありがたいお言葉でしょう
1度しかお会いしたことのない先生
しかも過去に関わった音楽教室の
メーカーも違う(ライバル社)
そして先輩
「私が出産前から
産休を長くとることにして
生徒を色んな先生に預けた時
なかなか引き継ぐ先生が決まらなかった
問題行動のある子2人を
すぐ受け入れてくれましたよね。
先生その時空き時間ゼロだったのに
時間枠を増やしてくださって。」
あ、そんなことあった…気がする
(おぼろげ)
半年くらいお預かりした気がします
「預かっていただいてる間
各先生のやり方で構わない旨を
お伝えしたのに
私のやり方をそのまま維持して下さって
あの生徒たちが戸惑わないように
して下さったのほんとに有難かったんですよ」
10年くらい前のお話です
「そんな先生だもの。
困った事があったら
協力させていただきたいです。
だから一緒にやりましょ!」
ああ
なんて嬉しい助け舟
感謝しかない
そんな訳で
今度の発表会も
無事に開催できることに
しかも既に
会場も決定しているので
あの、
会場使用権利抽選という
教室運営上
最もセンセーショナルな
行事を回避出来たという
安堵感
私はピンチのとき
何故かいつも
手を差し伸べて下さる人が
います
なんて恵まれているんだ、と
感謝しかありません
私も
誰かの為にそうありたい
改めて思った日でした