朝活で推し活
私が
曲を聴いて耳コピで
楽譜を起こす時
特に連弾アレンジの場合
まずは
何度も何度も
相当数延々と聴き続けます
数日には分かれるけれど
100回はエンドレスです
その時は書きません
ただ、聴くだけ
物凄く集中してるけど
音符を考えてはいません
耳コピ楽譜を作る時は
聴きながら音を取り
まず聴こえる音を
譜面に書いて行く方法が
一般的です
連弾譜やアンサンブルにするなら
そうやって全ての音を把握して
書き記した上で
仕上げて行きます
私はそれを
脳内で一気にやります
何度も聴いてるうちに
連弾譜が脳内で画像になって
出来上がるので
それを譜面に書き綴る感じ
今 取り掛かったのは
「連弾」
2人でピアノを弾く楽譜です
第1パートは中級
第2パートは上級
レベルで作っています
私の場合
楽譜にしていく段階にくると
頭の中で
楽譜になって見えてきて
その楽譜の音符が
音になって聴こえてきます
なので楽譜に書く時は
脳内でアレンジしてる音を
(想像で)聴きながら
出来上がっているものを
書き写す作業です
この耳コピのやり方
とても珍しいということを
ほんの数年前に知りました
どうやって
アレンジ譜を
作るかなんて
人と話したことが
無かったからです
そもそも
私の周りの同業者には
耳コピで弾く人や
簡単な弾き語り譜を
書く人はいても
耳コピから
ガッツリ
連弾アレンジしたりという事を
する人が
とても少ないんです
これが
特技だと
知ったのは
耳コピで
生徒用の連弾譜や伴奏譜を
つくって
発表会で使った時です
発表会を手伝って下さった
大先輩の一言
「もももちゃん、さらっとやってるけど
こんなこと、簡単にはできないのよ。
私はできないわ!」
でした
もちろん既存の楽譜があれば
それを参考に
アレンジすることもあります
クラシックピアノ曲などは
作曲家の意図を組むので
むしろ楽譜をよく分析します
ピアノ曲の楽譜を
生徒達のレベルに合わせて
連弾にアレンジする、は
仕事柄ずっとやってきたことだし
これをする人は
周りの先生にも多少います
でも
音になれていない楽器ばかりの
現代曲を
耳コピでアレンジするというのは
時間も必要だし
そもそも
聴き慣れないし弾いたことも無い
エレキギターなどは
音色の特性から
聴音しづらいので
やらないんでしょうね
私もギターの音を聴きとるのは
得意とは言えません
私はアレンジを
しようと決めてから
曲を聴き出すと
気がつくと脳内で
全て専門楽器である
ピアノの音に変換して聴こえています
ここが人と違うのかもしれません
今は機械が発達して
そういう作業も
簡単に出来てしまう時代です
でも私は
たまに違った音を
使っちゃったとしても
自分で聴いて
五線に音符を書き並べて行く
その作業をすると
曲の作り手の意図を
より深く感じる事ができるし
曲に乗っている感情を
より主観的に受け止められるから
時間がかかる
手もかかる
このアナログ?の
アレンジ方法が
大好きです
そうやって
完成した楽譜で
演奏をして
人に聴いて頂く事が
私にできる
推し活
忙しくてライブに中々行けないし
素敵な言葉でSNSで伝えられないし
カッコイイ動画編集を載せられないし
情報を常に追えてるわけでもないし
そんなわたしでも
こんなにも
推しの楽曲を
愛していて
推しを尊敬しているんだと
表現できる
唯一の方法です
今日の朝活は
Intro、Aメロ、Bメロまで
音符の玉だけですが
楽譜に乗りました
ああ、楽しい
そして
やっぱり
推しは素晴らしい