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演奏会
世間はクリスマスイブで
街はとてもキラキラしている季節
そんな中
私は
コンサートに出演しました
なんと、珍しくソロ演奏でした
プログラム校正の時
演奏順を教えて頂いたのですが
私の名前が
1番最後にありました
何度見ても、1番最後
思わず聞いてしまいました
「私がトリ、ですか?」
実際は先生が最後に弾くので
私は門下生の中のトリ、です
今回のプログラムは
お世話になっている先生の
門下生による演奏会
出演者は
ピアノ指導者と
ピアニストのみ
有料チケットで
完売
当日券無し
不定期ながら人気があり
毎回、学習者や指導者の間で
優先的に販売されるため
あっという間にチケットが
無くなるのだそうです
曲は凄く難しいとは言えない
全音楽譜出版社さんの
ピアノピースなら
難易度C〜Eくらいの
プログラム
有名どころで言えば
ベートーヴェンとか
ショパンのあれこれとか
そのくらい
学習者や指導者が
実際にレッスンで触れる
身近なレベルの曲目に
するからです
そうは言っても
有料だし
プロばかりだし
完成度はとても高いので
私も恥ずかしい演奏はできません
私は初めて弾く曲だったので
4ヶ月かけて
じっくり練習をしました
網走があったり
埼玉があったり
クリスマスコンサートも予定あったり
本番が集中していた時期に
重なってしまい
最後まで気が気でない
練習でした笑
本番は
及第点、と言った感じでした
ミスなく
良い形にはなったと思います
伴奏業をしてきた
私がソロで弾くのは
あまりないことですから
前回っていつ?みたいな
感じですが
ここ数年では
1番良かったと思います
もちろん自分の中では
納得がいかなかった部分もあったし
今後、早急に取り組みたい課題も
ハッキリみえたし
修正と上達のために
今後は
今までより更に
掘り下げた苦しい練習を
することになります
ただ
今までなら本番後は
「もうやりたくない」とか
「限界だ」とか
思って落ち込んだのに
今回は
「次はもっと上手くなってる」
「次は課題をクリアしていたい」と
先を見ることができました
なにより
弾いいてとても楽しくて
顔がにやけてしまうほどでしたから
これは大きな前進です
終演後
お客様から
「美しい音色でうっとりしましたた」と
声をかけて頂きました
音色を褒められるの、とても嬉しい
今回、自信がなくて
誰も招待しませんでしたから
演奏中の写真は
写真屋さんが撮ってくださったもの待ち
私の場合、
動画は撮らない時に限って
上手くいくものです笑
次回は
たとえ多少ミスしたとしても
そんなものわからないくらい
今回より
何倍も良いパフォーマンスを
する自信があるので
身近な人くらいは
招待しようと思います
普段の私を知る人が
聴いてくれて
感動してくれるような
演奏が目標
楽して得るものは
それなりの価値しかない
そして大切にして貰えず
あっという間に
心から消えていく
真摯に向き合った分
良いものになるし
その先には「最高」が
やってくる
自分にも
聴いてくださった人にも
「とても良かった記憶」として
残りたい
まだまだだけれど
時間がかかっても、
もしかしたら
今際の際かもしれないけど
必ずそうなろうと決めました
「課題はクリアするためにある」
絶不調から抜け出した私が
むしろそれを楽しみだと
思えたのが
1番の収穫です