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B型肝炎訴訟 意見陳述を作成する

こんばんは。訪問ありがとうございます。

 私は1月に提訴し、2月から8月まで海外にいた。B型肝炎集団訴訟は奇数月に裁判が行われるので、私にとって9月の裁判が最初の参加だった。集団訴訟の場合、毎回和解前の原告の誰かが意見陳述をする。

 意見陳述は、自分がどれだけ大変な苦労をしたかを裁判官に訴える絶好の機会。和解すると意見陳述はできないので、真っ先に立候補した。こんなにやる気満々で意見陳述に立候補する人はあまりいないらしい。

 弁護士さんから、意見陳述の話を聞いた2時間後には原稿を書き上げた。4000字でも多いくらいなのに、8000字以上。削って削って削りまくって、直して直して直しまくってやっと原稿ができた。

 B型肝炎の苦労や偏見差別についてなら、何冊でも本が書けるくらいネタがある。この経験を4000字にまとめる方が難しい。何なら、3時間くらいの講演だってできる。

 私がこだわったのは、辛さをアピールするのではなく今後どうして欲しいかを明確にすること。最初は、痛さや具合の悪さが強く出てしまったがそこを減らして国への要望を多く入れた。だって、うつってしまったものは仕方ない。未来を明るく、もう被害者を出さないことが重要。

 まだ、絶対意見陳述できると決まったわけではない。でも、和解前に絶対やりたいな。毎回やっても、ネタ切れにならない。


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