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ちょっとタメになる海外生活ネタ 治安が悪化してる?トロント カナダ

 こんにちは。訪問ありがとうございます。私達はあと数日でカナダから帰国します。夏休みなのでもっと長くいようと思えばいられますが、次女が珠算の大会に出場するため、3人で大会会場に直接現地入りします。暑いんだろうなあ・・・。


 今回はトロントの治安について書いてみようと思います。

ゴミだらけ

 私達は前回コロナの直前の2019年12月から2020年1月までトロントに滞在していました。4年ぶりに戻ってきたのですが、1番最初に驚いたのがゴミの散乱具合です。とにかく至る所にゴミが落ちています。トロントは、もともと至る所にゴミ箱を設置したり掃除機車が道路のゴミを吸い取って行くので美しい街並みでした。

 ところが、この4年で激変。失礼ながら、あれ?フランスかメキシコに戻ってきちゃった?と思うほどです。ゴミの散乱具合は、治安を表していると個人的に思っていたので安全だとされるトロントの有り様に驚かされました。

相手のことを考えない もめる人々 

 私の予想通り、治安も悪化しているように見えました。今まではケンカを見かけることはなかったのに、今回の3ヶ月の滞在でたくさん諍いを目撃してしまいました。危うく手を出しそうになり、他の人が抑えているような状態です。

 マナーも低下しています。今朝も市電に乗っていたら大きな声でスピーカーフォンにして話している女性客。相手の声も会話も全て車内に響いています。見かねた郵便局の女性職員が
「悪いけど、スピーカーをオフにしてくれない?」
と話しかけると相手が逆上し
「そんなルーズな言い方するな!」
と怒鳴り電話の相手に
「いやいや、ここにいるルーズな女がうるさくて」
と大きな声で話していました。いやいや、ルーズなのはあなたでしょうとツッコミを入れたくなりました。

 私は卑怯者かもしれませんが、相手に何をされるのかわからないので傍観者でした。ただ、郵便局員の勇気をたたえたかったので降りる時に
「私はあなたに賛成。あなたの勇気をすごいと思う」
とだけ伝えて降りました。彼女もホッとした表情を浮かべていました。

大麻問題

 コロナで我慢がきかなくなったのかもしれません。それとも、合法になった大麻のせい?気づくと、街中にたくさん大麻ショップが増えていました。

 大麻ショップに人が出入りしているのを見たことがありませんが、それでも増えているということは需要があるということです。街中に大麻のにおいが漂っています。ニュースでは、高齢者の大麻依存が問題になっていました。

 私はトロントが大好きです。少しでも元の美しいトロントになれば良いなとゴミ拾いをしてみましたが、キリがありませんでした。シンガポールのように、ゴミのポイ捨てに罰金をつけるなど、考えた方が良いのかもしれません。

 


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