娘に会う時には、いっぱいのお土産を
NHKの栗原はるみさんの放送を見たのを皮切りに少しずつ腹が座ってきたのを感じています。
悲しみを癒す人生レシピ 栗原はるみの一人ご飯
栗原さんのお料理は、夫の玲児さんの食べたい物を作ってきて
その人がいなくなって
いつでも玲児さんの事を話すと涙がこぼれるけれど
その料理を通して
自分のために作り
ひとりだから丁寧に作業する
自分がしたいから福島の人たちに料理を作り
海苔巻きをふるまってくれた梅子さんの
「亡くなった夫に会う時は
お土産をいっぱい持っていこうと思ってる
あなた(はるみさん)に会った今日が最高だから
それは絶対に話そうと思っている」
という言葉にはっとするはるみさんと気持ちがシンクロする。
チャンネルを変えると
市川新之助さんが
舞台に出る前や緊張する時は
お母さんが見てたらなんていうかなって考える
舞台が終わったら
ありがとうって、毎回言う
と話す。
彼はお母さんと今も生きている。
益田先生のyoutubeでリストカットしてしまう人の治療法を見た。
自傷が続くと体に手を加える事に抵抗が少なくなっていく。慣れてしまうと自殺への抵抗が薄れてしまうと話していた。
そうだよね。でも、生前なんでも自殺に結びつくわけではありません。落ち着いて対応しましょう。
みたいな記述しか見つからなかった。なんでや。
精神科の看護師さんのアドバイスも的を得てなかった。残念。なんでや。
認知行動療法は知っていたが、他のカウンセリング法も話していた。
アセスメントして、カウンセリングしていく。
何か一つという事ではなく
その人にあった方法を合わせてしていく。
弁証法 いいか悪いかじゃなくてグレーを表現する。
支持的傾聴療法 自信を失っている。私が悪いんだと思っているから、自信を取り戻していく。
そうだよね。
カウンセリングいる?って、聞いていらないからしなかったじゃないんだよ。
先生もきっと自分が何とかしなきゃじゃなかったんかな。
でも自分の動きが間違っているかもしれないと思って、他の力も借りようという案が自分にあったのに医師や夫の賛同が得られないから引っ込めたのは私だ。
そして、家族関係の事、彼女が抱え込んだ事は、私が自分と向き合って、
必要な助けを得て、健康になっていく部分だ。
今からできるのはそこだ。
カサンドラの症状がこんなに進む前にどうにかしようとしてきたけど
夫が優しかったり、
うつの傾向があって、それがASDからきているなんて想像をしていなかったので、
私がおかしいのかと思って、
どうにもならなくなっていた部分があった。
そして、娘は夫を大事に思っていた。
夫が具合が悪くならないように、私が夫のケアをしていたのも何だか間違っていたのだ。
カサンドラもち子さんの動画を見ながら、目からうろこがぽろぽろぽろぽろ落ちた。https://youtu.be/5GlKvpEGiY4?si=gMCXoN0E_JfEl6mh
私のそのままの在り方を見つめていたつもりで
うまくやろう
できるだけこどもが傷つかないようにしよう
として、結局無理が来てたんだ。
その姿は少なからず娘が自分の弱みを見せられなかった事と通じる部分はあると思う。
私がこんな家に帰りたくないって思ったから
こんな家になったのも無視してはいけない。
私がしんどくても夫は助けてくれないって言ったから、
助けてくれない状況を自分で作り出したのかもしれない。
苦手を苦手と認めず
自分にダメ出しするのはもうしないと決めているが
気が付いていない事がまだありそう。
冬至の空は、水墨画の様な雲が暗く美しく流れていった。
暗闇の中にいて、
自分の光をみつけにいく勇気を持とう。
娘が魂になって、
失うものなんかない。
どれだけお土産を持って、彼女に会いに行けるかな。
私が発する言葉が私を連れていく。