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ジェンダーレストイレは多目的トイレで解決
一般的なトイレ群にある個室、あの上と下に隙間がある狭い個室に関して言うと、やはり男性がすぐそばにいるのは恐怖感がある。
しかし、福祉を仕事にしている立場として考えるに、障碍者トイレが男女兼用で良いと思っている人がいるのなら、トイレ自体は男女兼用で良いのかもしれない。
コンビニのトイレ、自宅で家族が使うトイレは男女兼用が可なのは危険性がないから?同じ便器を使うことは嫌ではない?
「男が使うと床が汚れる」と思う人もいる。その場合、男には小便器をあてがうのが最適だろう。
まず前提として、トイレの個室に隙間がないこと。これは絶対。
ジェンダーにフォーカスしても多様性ではない。車椅子、高齢者、乳幼児の世話・介護やオストメイト対応のトイレの数が少なすぎる。
上で引用したトイレの図を引用する。
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多目的トイレが一つしかない。
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こちらも一つしかない。
なぜ?
しかも、結局どちらも閉鎖空間に配置されている。個室の入るドアが壁や洗面台で隠されている、奥まっていてオープンじゃないのだ。
男女共用なら誰かから隠す必要もない、多目的トイレと同じように入口がオープンでもいいのでは?と思う。それが危険性を減らせると考える。
入口がオープンだと恥ずかしい?
では、なぜ多目的トイレは扉が外に向いていて平気なのだろうか?障碍者は恥ずかしいのを我慢すればいいと思っているのか?
ということで、多目的トイレをたくさん設置しました。同じスペースで。
(車椅子が通れるスペースは確保すべきとして)
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排尿だけする男性向けのトイレを最前に持ってきて、ほとんどを多目的トイレにする。入口は柱は必要でも壁は必要ない。すべての個室に隙間なし。
個室の数も変わらない。
将来的にはトイレは建物内の端っこにあることをやめて欲しい。誰の目からも見える安全な場所に配置すべきとも思う。スーパーならレジのそば、デパートなら入口の受付やガードマンが立っているそば、学校なら守衛さんの窓口の向かいなど。
建物の真ん中に個室のドアを外向きに丸く並べたら、もっとたくさんの多目的トイレが配置できるんじゃないかな?
全てが多目的トイレになればジェンダーの問題も自然と解決する?
どうでしょうか?