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「こども図書館」とは別に、すぐ隣に「こども本の森」?!(2024年9月19日広島市議会傍聴メモ)

広島市立中央図書館の再整備と合わせて、広島市ではこども図書館の再整備の議論が進んでいますが、今年6月の議会において、建築家の安藤忠雄氏が各地に寄付を進めている「こども本の森」を広島市にも寄付する申し出が安藤氏側よりあり、広島市がこれを受ける方針であることが突如明らかにされました。

再整備予定の図書館のすぐ南側に隣接する形で、現在SLがおいてある場所に設置予定とのことですが、ずいぶん前に申し出があり、すでに協議を進めているというのに、市民に対する情報開示はなされていませんでした。また、寄付を受けたとしても、運営費は受ける側の広島市の負担となる一方で、その額は概算すら明らかにされていません。

これついて、9月19日の広島市議会で広島市の姿勢を問う質問が出されたので、「こども本の森」を歓迎する議員の質疑と合わせてメモとして共有します。

門田佳子議員:
無党派クラブの門田佳子です。一般質問をいたします。
(略)
最後にこども図書館に関連して、広島市の図書館行政のあり方、そして市民がどう広島市の姿勢に関わるかという視点でお尋ねしていきます。

私は昨年初めての一般質問で、こども図書館について質疑し、こども図書館は、中央公園内で子どもの本の中枢間として維持管理していくということを確認しました。現在こども図書館は、耐震化リニューアル基本設計の準備期間となっています。

そんな中、今年6月議会の一般質問で建築家の安藤忠雄氏が、子ども向けの図書施設を広島市に寄付する意向を持っているということが明らかになりました。その際の答弁では、子どもたちが自由に読書できる空間をと市民から強い要望があった。だから「こども本の森」があれば読書環境の充実が図れると考えた。とありました。

しかし、それまで市民が要望していたのは、こども図書館本体への要望であり、それを広島市が勝手に「こども本の森」に結びつけたのであれば、拡大解釈が過ぎるのではないでしょうか。

お尋ねします。2022年、令和4年11月当時、広島市は中央図書館やこども図書館等移転案件で揺れていました。そのタイミングで、広島市は安藤忠雄事務所を訪問し、こども本の森建築費寄附する意向があることを確認したと聞きました。つまり、広島市の方からこども本の森の寄付をいただきに行ったのでしょうか、お答えください。

私は、市民の声をどう市政に生かすか、常に広島市政の課題であると考えております。こども図書館についてはここまで、識者で構成される協議会での意見やパブリックコメントという形で市民の意見を聞くという形をとってきたと思いますが果たしてそのやり方で市民の声を聞き、施策に反映できているのか疑問を感じています。

ここで長年こども図書館の魅力向上に寄与されてきたボランティア活動について少しご紹介します。こども図書館におけるボランティア的な活動の元祖は1962年、昭和37年に始まった「よい本をすすめる母の会」でした。この活動は近年まで続けられ、こども図書館が掲げている五つの運営方針の一つ、子どもの豊かな心と、自ら学ぶ力を育む図書館に貢献されてきました。

そして2009年、平成21年にこども図書館が始めた「広島市ほんはともだちネットワーク」事業、略して「ほんともネット」があります。講習を受けた市民の方は200人以上となり、この活動はボランティアの皆さんの献身的な活動によって、今現在も続けられています。

館内での読み聞かせをはじめ、幼稚園や保育園などで活動するか、家庭読書アドバイザーや昔話出前授業など、実施は全てボランティアが担っています。ボランティアの方々なしではこども図書館が歌っている多角的な活動は成り立ちません。

「読んだ本はその子の中に入って自己表現の言葉に変わっていく」『魔女の宅急便』などで有名な児童文学作家、角野栄子さんの言葉です。ここにおいでの皆さんも子どもの頃に読んだ本が心の中に浮かんでくるんではないでしょうか。

お尋ねします。2022年令和4年12月、こども図書館を含む市立図書館再整備方針を立てる際今までこども図書館の実際の活動を担ってきたボランティアの皆様の声をどのように反映したのでしょうか。また今後どのように反映させるのでしょうか、お答えください。

現在のこども文化科学館と併設されているこども図書館、広島駅前のエールエールA館に移転する中央図書館の中の子どもと青少年のエリア、そして現在協議中だという安藤忠雄氏寄付の「こども本の森」、こども図書館を扱う図書館が3ヶ所になる可能性があります。子どもの図書館が三つ必要なんでしょうか。

他都市のように安藤忠雄氏がこども本の森を寄付するという形で建てるといっても、所蔵する本は入っていませんので、本の寄付を募った上で、選書したり、足りない分を、寄付を受ける自治体が購入する必要があります。

先日、熊本県にある「こども本の森 熊本」に視察に行かせていただきました。熊本の場合、計1万冊の蔵書のうち半分の5000冊は寄付された2万4000冊から選び出したもの、残りの5000冊は購入したということでした。

年間の維持費も自治体の負担です。先行の中之島、神戸、熊本などを参考にしますと、人件費を別にしても、最低でも年間4000万円以上の維持費が毎年かかってきます。この費用は、先に述べました学校の特別教室への空調設置にネックとなる可能性のあるキュービクル式高圧受電設備改修であれば、四つの学校分にあたります。毎年四つの学校の設備改修ができる費用であるということです。

縦割りで見れば、市民局と教育委員会、担当部署が違います。しかし、子どものためというくくりで見れば同じです。市民から見ると、バランスを欠いているのではないでしょうか。さらに、世界的な建築家安藤忠雄氏の建築物ともなりますと、通常の公共建築とは違いますので改修費も慎重に想定しておく必要があります。公共施設は長寿命化して60年使うことも考えられます。途中、大規模修繕も必要となると思います。最後の質問です。

「こども本の森」建設予定地には子どもたちの遊び場として人気のSLが置いてあるのだが・・・

お尋ねします。各区にそれぞれある図書館の児童書青少年図書コーナー以外に、エールエールの中央図書館、こども図書館、「こども本の森」の計3館に相当数の子どもの本を置き、図書館を整備することについて、広島市は市民に対してどのように説明するのか、お答えください。「こども本の森」の運営費、建物の維持管理費用の見込みをどのように見積もっているのか、お答えください。私からの一般質問は以上となります。ご清聴ありがとうございました。

市長:
門田議員からのご質問にお答えします。
(防災の取り組みについて答弁)
その他のご質問については、関係局長から答弁いたします。

市民局長:
図書館運営について数点のご質問にお答えします。まず、令和4年11月、広島市は安藤忠雄氏の事務所を訪問し、「こども本の森」を寄付する意向があることを確認したとのことだが、広島市の方から「こども本の森」の寄付をいただきに行ったのかについてです。

令和4年11月に本市職員が安藤氏の事務所を訪問したのは、本市に「こども本の森」を整備したいとの意向の確認に行ったものであり、寄付のお願いに行ったものではありません。

次に広島市立図書館再整備方針を立てる際、こども図書館で活動するボランティアの声をどのように反映したのかまた、今後どのように反映させるのかについてお答えします。

こども図書館の再整備を位置づけた令和4年12月の広島市立図書館図書館再整備方針の策定にあたっては、図書館協議会や社会教育委員会議において、度々ご意見をいただいた他、議会への報告素案に対する市民意見募集さらにはこども図書館のボランティアを中心とする団体との意見交換などを行い、機能サービス等について広く市民の意見を反映させています。

なお、本年2月に行った広島市こども文化科学館等のゾーニングに係るアンケート調査に寄せられたご意見については、実現性や利便性を勘案して、今後の設計等に反映することとしています。

次に、各区にあるそれぞれある図書館の児童コーナー以外に、こども図書館、中央図書館の子どもと青少年のエリア、「こども本の森」の計3館に相当数の子どもの本を置き図書館を整備することについて市民に対しどう説明するのかについてです。

本市の図書館ネットワークでは、こども図書館を児童サービスの中央館と位置づけ、子どもの本の収集、配架等を行っている他、各区の図書館および行き交の閲覧室の9ヶ所にも子どもの本を配布し、本市の示す図書館運営の方向性に沿ってこれまで子どもたちの学びを支援し、豊かな心の育成を図っているところです。

また、移転整備する中央図書館では、全世代型の図書館サービスを提供することとしており、自動自動車や若者のニーズに合った図書館等図書等を配布する子どもと青少年のエリアを新たに設けることで、読書離れの傾向にある若者に読書への興味を持ってもらうきっかけとし、子どもの居場所、居場所作りにも資するものになると考えています。

なお「こども本の森」については、こども図書館の隣接地に整備されるのであれば、更なるとこ読書環境の充実が図られ、子どもの豊かな心と、自ら学ぶ力を一層育むことに繋がるものとなるようにしていきたいと考えています。

最後に「こども本の森」の運営費、建物の維持管理費用の見込みはどうかについてです。「こども本の森」につきましては現在実現に向けて協議を行っている段階であり、運営費等については、施設内容が具体的になってから決まるものと考えています。以上です。

門田議員:
いくつか受け止めをさせていただき、いくつか再質問をいたします。
(中略)
最後に再質問をいたします。再質問の前に少し述べさせていただきます。私、いろいろと申しましたが、「こども本の森」を安藤忠雄氏が寄付する意向があるというニュースに喜んでいらっしゃる方を否定したいというわけではないんです。

2017年に東京の国立新美術館開館10周年で安藤忠雄展というのが大々的に開かれたときに、実は私も感心してじっくり拝見しまして、実際の建築にもずいぶん増えてきましたし、すごい方だなと思っております。

ただ、今回建築予定地と言われている場所の隣に1980年に建てられた建物があって、こども図書館と、こども文化科学館、青少年センターが集約債を目的に、耐震化リニューアルでギュッと詰め込まれる予定であると。そんな隣に新規に「こども本の森」を建てる。アンバランスだと感じてしまいます。また安藤忠雄氏の言葉で、場所を読んで建築を作る、そういう美意識を持ち出そうなのですが、その点でも違和感があります。そういったいろいろ含めて、一部の市民の方から、もういっそ、こども図書館そのものの新築を安藤氏に、というご意見が出てきた、いわゆる一体化案ですけれども、そういったご意見が出てくるのも仕方ないのかなという状況なのかなと私は感じております。

それでは再質問いたします。一つ目は安藤事務所を訪問したのはお願いじゃない、ご意向を確認しに行ったんです、というご答弁いただきました。ご意見を承りに行ったんだったら、お願いしたのと大差ないと思います。一体どなたが広島市に「こども本の森」が欲しいという意思を持って確認に行かれたのか教えてください。

二つ目は、協議中ということで、運営費等費用が不明というご答弁でした。3館それぞれ役割や機能があり、その他の図書館も含めて、というようなご説明をいただいたと思うのですが、無駄にはならない。それはもちろんそうなるようにしていかなければならないのでしょうが、市の予算には限りがあると思います。

「こども本の森」の場合特に、広島市が初めてというわけじゃなく、多くの他都市の例がありますので、本当に一体今後いくらかかるかわからないまま協議だけやっておられるんでしょうか。今の二つが質問なのですが、なぜそのようなことを申すかといいますと、熊本の視察に行った際に、背景をお聞きしましたら、関係者の方から、「これは知事案件なんだ」ということをはっきりとおっしゃっていまして、熊本は今後半導体の関係で台湾などのインバウンドが見込めるので、図書館は入館料は見込めないけれども、観光資源にするんだ、旅行者にも売り込むんだ、とはっきりとご説明くださいました。

広島市も、はっきり物を言ってほしいと思います。建前ではなく、例えばどなたが欲しいっていうところからこのプロジェクトが動き始めていて、今協議中なのかとか、そういったことを私当時議員ではありませんでしたが一昨年11月の時点で議会に示すことだってできたと思います。ちょっと今のは所感で、質問は先に述べました2点です。お願いいたします。

市民局長:
「こども本の森」について2点の再質問をいただきました。まず寄付の確認に行ったことについてですが、先ほども答弁しましたが、本市に「こども本の森」を整備したいという意向をですね、確認に行ったということでありまして、寄付のお願いに行ったということがございません。

それから費用等につきましてもですね、現在まだ安藤側とですね、協議を行っているところで内容等ですね、全く今決まってない状況で費用等を見込むことは困難であると考えております。以上です。

門田議員:
費用を見込むことは困難だとどなたが「こども本の森」本当に欲しいっていう意思を持っていたんだろうというところをお答えいただけなかったのですが、ここでは言えないということなのでしょうか。場当たり的という言葉が今頭に浮かびました。

概算でも、市の全体の予算の中でどのぐらいになるかというのが把握できなければ、協議もできないと思うんですけれども、そこが本当に不思議なのですが、他都市の例などに研究はしているんですかね。

市民局長:
「こども本の森」が誰の意向があったのかということですが、広島市においてはですね、まずこの場所に以前、広島市児童図書館等ございまして、大体この中央公園のこのエリアあたりはですね、子どもの学びとかですね豊かな心を育むとか、そういった施設が集約されている場所でありまして、そういったところにですね、「こども本の森」を整備をするということは広島市の子どもたちにとって良いことであろうというのは、それに賛同していただける市民の方たくさんいらっしゃると思っております。特に誰かの意向ということではなくて広島市の子どもたちにとって、良いことだろうと。それは今まで他の自治体においてもですね、「こども本の森」が整備されてくる中で、そういったいろんな県民・市民の方がですね、喜んでらっしゃる、そういった評価もございますので、これが広島市において整備されれば、当然同じようにですね、子どもたちに喜んでもらえるものになるんではないかと考えております。

それから何でしたっけ。あと、何でしたっけ。あ、他都市。失礼しました。他都市の事例ですね。実際職員もですね、他都市に視察に行ったりしていろんな事例を見ておりますけども都市によってまた「こども本の森」のですね、内容等ですね、また位置づけなんかも違いますので、そこはいろいろ研究をしているところです。以上です。

議長:
門田議員に申し上げます。再質問の申し合わせの回数を超過しますので委員会などの別の場でお願いしたいと思います。

(略)

豊島永子議員:
本日の一番眠い時間に質問をさせていただきます。自由民主党市民クラブの豊島永子でございます。会派を代表いたしまして、一般質問をさせていただきます。いつも応援して助けてくださりありがとうございます。精一杯読み上げて参りますので、しばらくの間ご清聴よろしくお願いいたします。
(略)
次に、図書館の整備についてです。6月議会において、世界的な建築家である安藤忠雄氏が本紙に対して、こども本の森を整備し、寄付をしたいとの意向を伝えられ、本市もその実現に向けて協議を行っていることが明らかにされました。

これを受けて、多くの市民から歓迎の声が上がり、私もそのうちの1人であり、大いに期待をしているところです。さて、我が会派では、「こども本の森 中之島」と、直近の「こども本の森」の整備事例であり、本年4月にオープンしたばかりの「こども本の森 熊本」を視察いたしました。

「こども本の森 熊本」は、既存の熊本県立図書館の隣接地に整備され、条例上、図書館の一部として位置づけられています。広島市こども図書館の隣接地を整備候補地とする方向性が明らかとなった本市の「こども本の森」を考える上で、最も参考になる事例であると思います。

「こども本の森 熊本」は、さすがは安藤忠雄氏の手による見事な建物でした。明るい吹き抜けが広がり、木材をふんだんに使った大変心地の良い空間でした。多くの本が表紙を見せる面出しにして並べられ、まるで子どもたちに微笑みかけるようでした。

本は「うごく」「はじめて」「もっと!くまもと」など、10ほどのテーマに分けて配架され、子どもたちの興味が広がるよう工夫され、隅々に至るまで子どもたちにと願う、安藤氏と熊本県の思いが満ちあふれていました。「こども本の森」と図書館本館が隣接する関係性については特に興味を持ってみましたが、実際に見てみて心配は全く無用だと感じました。

「こども本の森」は、図書館の単なる閲覧室ではありません。子どもたちにとって、まさに本との出会いの場になっているのです。明るく開かれた空間の中での本との出会いは、子どもたちの感性や想像力を刺激し、子どもたちにとって、他に代えがたい体験をもたらすはずです。

本のことをもっと知りたければ、すぐ隣に図書館本館の児童書コーナーがあり、十進分類法ですぐに調べることができ、借りることもできます。別々の建物で、機能は異なりながら隣にあることによって、有機的に繋がり、実際、開館した4ヶ月間で、図書館本館の貸しカードは300枚増え、まさに相乗効果を上げていると感じました。

このたびの安藤氏からの寄付の意向については、寄付者の意向を第一に尊重しながら、丁寧な対応を重ねていかなければならないことは当然ですが、「こども本の森」は、本市の子どもたちにとって豊かな感性や想像力を育む貴重な体験の場になるものだと思いますので、広島市の子どもたちの読書環境の充実を図る意味でも、できるだけ早く実現することを願っております。

そこでお伺いいたします。「こども本の森」は、今後どういった段取りでいつ頃の整備になると見込んでおられるのでしょうか。ご清聴ありがとうございました。

市長:
豊島議員からのご質問にお答えします。商工センター地区のまちづくりについてのうち、まち作りに向けた市の考え方や思いについてのご質問がございました。
(略)
その他のご質問については関係局長から答弁いたします。

市民局長:
図書館の整備について、「こども本の森」をできるだけ早く実現してもらいたいが、今後どういった段取りでいつごろの整備と見込んでいるのかについてお答えします。

「こども本の森」については安藤氏が自らの資金で設計施工し、本市に寄付する施設であることから、寄付をされる安藤氏側において本件を進める準備が整った段階で具体的な協議が進むことになると考えており、現時点で具体的な整備時期をお示しすることは難しい状況です。

本市としましては、こども図書館の隣接地に「こども本の森」の整備が実現するのであれば、こども図書館と「こども本の森」の相乗効果により、子どもの読書環境の充実を一層図ることができるようにしていきたいと考えており、今後より具体的な整備の方向性や双方の施設の役割分担について、安藤氏側と丁寧に協議を進めていきたいと考えています。

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そうした中現在進めているこども図書館の再整備については、令和4年12月に策定した広島広島市立図書館再整備方針に掲げた各機能の充実を図ることにより、誰もが読書を楽しめる場を実現するものであり、まずは今年度設計に着手し、令和10年度中の供用開始を目指して着実に進めたいと考えています。以上です。

豊島議員:
丁寧なご答弁ありがとうございました。質問はないのですが、2点要望としてお話をさせていただきます。
(略)
今後ともより前向きな取り組みをお願いさせていただいて、終わらせていただきます。ありがとうございました。



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