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2020年7月、新作映画を7本観ました。レビューとさらに一言。
7月は新作映画をたくさん観ました。どれも観てよかったと思える、いい作品たち。映画に恵まれた1ヶ月でした。Filmarksに綴ったレビュー・感想リンク+一言コメントを付けて振り返ります。直近で観た順に並べています。
1.『一度も撃ってません』
喋りすぎない大人ってカッコいい。主演の石橋蓮司さんは素晴らしかった。個人的・助演男優賞は新崎人生さん。カッコ良すぎた。佐藤浩一さんと寛一郎さんの父・息子共演(上司と部下役)にも注目。
2.『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』
一方が望まない性的な行為は、すべて犯罪に該当する。その認識が当たり前になってほしい。「病気」「依存症」を隠れ蓑にするのはズルい。
3.『透明人間』
怖すぎた。月に一度は思いっきり怖い作品を観たい。
4.『悪人伝』
見る者を圧倒する肉体は言葉を発さずとも、そこに存在するだけで、モノを伝える。マ・ドンソクさんがそれを体現している。
5.『なぜ君は総理大臣になれないのか』
この世は不合理だ。正直者がバカを見る(ことがある)。ただ、自分は小川議員のように、愚直に生きたいと思えた。「本質」に力を注ぎながら生きていきたいから。
6.『マザー』
長澤まさみさんの肉体はスクリーンに映える。静かな背中はモノを語る。こんな素晴らしい女優と同じ時代に、同世代として生きているのを、最高に幸せだと感じた作品。
7.『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
作中のキーワードのひとつ「自由な中年女」。今、それを謳歌している自分だけど、それが叶っているのは先人たちのおかげだ。女性が、いや、あらゆる立場の人が、後世にのびのびと生きられるために、自分ができることをやってから、生を終えたいと思う。
8月も映画な日々を
テアトルグループの会員カードを作りました。シネ・リーブル池袋だと、池袋駅直結で行けるので、今後も通いやすいのがうれしいです。映画というジャンルが好きだから、観客としてそこにお金を費やしたい。2時間の没入感を週1〜2は味わいたい。ということで、8月も観にいくリストに入れている作品たち、鑑賞する日が楽しみでなりません。