スマガスペシャル
2023.9.24
うす。
セカイが、母乳の光に包まれた。
母乳がセカイを救う話が見たくないですか?
見たい?
じゃあこのスマガスペシャルがお勧めです。
Hカップのドプリンセスが支配するバストカップ絶対主義のセカイ。
そんなセカイを変える為、立ち上がる主人公とヒロイン日下部。
半年間子作りに励み、毎日胸を揉んでもらい、手に入れた愛のIカップ。
そしてドプリセンスに食らわすラブラブ★初乳ビーム。
おい!
悪ふざけの下品さがひどすぎる!!
最高の誉め言葉のつもりです。
こんな感じで原作の設定を最大限にいかしながら行う、悪ふざけ作品。
それがスマガスペシャルである。
原作のスマガはシナリオライターがやりたいことを詰め込んで詰め込んだおもちゃ箱みたいな作品だと思ったけど違ったみたい。
まだまだやりたいことが詰め込んでなかったんだな思った。
印象に残ったところ
女体の神秘のパイオツニア 宮本武(みやもと たけし)
主人公を義兄弟(ブラジャー)と呼ぶ変態。
と思いきやその呼び名には深い意味が。
義兄弟(ブラザー)では上下の関係が発生してしまうが、義兄弟(ブラジャー)は左右の関係。
故に俺たちは対等であるということ伝えている。
なぜか僕はこれを聞いて感動してしまった。
この様に宮本はただのおっぱい好きの変態かと思いきや、この言葉選びが秀逸過ぎる。
言葉選びがもはや下ネタを通りこして文学に域まで達している。
そんな宮本が今作では女湯を覗くため、何度も死に戻りする物語がみれた。
これが最高にかっこよかった。
みんながオッパイ・エンドになる為、パイオツニアリベンジ開始。
原作の主人公は諦めかけたり、絶望しかけたり苦悩しながら死に戻りをするのだがこの宮本は違う。
圧倒的な絶望を前にしてもまったく怯まない!
まさに無限のオッパイパワーで迷いもなく前に進む。
その中で繰り広げられる義兄弟(ブラジャー)との熱いやりとり。
最後のオチは樋ヶとのいつものやりとりで終わるお約束でほっこりした。
恋するテンプレツンデレギャル 樋ヶ結花(ひのけ ゆか)
原作でもいかんなく発揮させたツンデレギャル。
樋ヶの恋心とそれに気づかない宮本のやりとりは見ていて楽しく、いつも樋ヶがブチ切れて、よく話のオチに使われることが多い。
しかしよくよく考えてみるとなかなか切ないキャラである。
これほどまでにサブキャラの恋を応援したいことがあっただろうか。
スマガ一健気で一途なキャラでオッパイ好きの宮本の為にあれやこれや尽くす姿はなかなか可愛い。
今作では幼児退行してしまった樋ヶとそれを相手する宮本のラブコメが見れた。
このツンデレキャラが幼児退行してしまったことにより、いつものツンがなくなり好意たっぷりに接する姿はすばらしい!
今は素直になれず、宮本ともうまくいってないけど、幼児退行した今なら宮本楽しく過ごせる。
それは樋ヶの理想の姿であり、そう接したいと思っていた。
だから幼児退行が治っても幼児退行のふりをした。
けどそれは昔は出来てたことが今はできていないこと、その惨めさにも気づいてしまう。
幼児退行したふりしたことやそんな想いも含め全てをナチュラルに受け止める宮本はまさに男。
かっこよすぎる。
もう付き合えばいいじゃんみたいな空気なりかけるんだけど、やっぱり拗れる二人はこれぞスマガって感じで見ていて安心した。
無理やりツンデレキャラ 人気最下位のガーネット
原作でこれ以上ない不憫キャラだとは思っていたけど、やっぱり人気投票も最下位だったガーネット。
それをネタにした今回の作品。
ミスコンに参加することになったガーネットは圧倒的下馬評。
そこで起死回生の作戦。
それはツンデレキャラになること。
個人的にはその不憫な背景も含めて最高のツンデレキャラが出来上がった瞬間だったのではないかと思った。
この無理やりキャラを作っている感は本人は恥ずかしくて仕方ない感はめちゃくちゃ出ててそれがたまらなくかわいい。
そして混乱したかのようエロにも大胆になってしまうの大好き。
いやいやあなたマジでそんなキャラじゃないじゃん。
この一生懸命な感じは抱きしめたくなるかわいさがあふれ出過ぎている。
このガーネットは一時的なものではあるが僕に中では最高クラスのツンデレキャラの一角と心のなかに刻まれた。
やっぱり一番大好き 天才魔女スピカ
スピカが大好きだ!!
何度も言わせてくれ!!
スピカが大好きだ!!
爆乳の谷間を見せつけてくる制服姿からもわかるように、強気っ子。
自分で天才って言っちゃうしお嬢様だし。
そんな強気っ子が弱々しいところを見せながら強がっちゃう。
やっぱり可愛い。
そんなスピカの今作での見どころはミラちゃんの映画作成の時の役作りが素晴らしかった。
ただただ素のスピカにペットとしてブタ扱いさせる。
ただただご褒美です。
ありがとうございました。
スピカに再び会える。
これだけでスマガスペシャルをやる価値があると言っても過言ではない。
ここまで色々書いたが、その他にも新キャラが登場したり、沖姫々がオナホールにハマったり、アリデッドと佐草の過去、ロボットミラちゃんのその後など、結構盛りだくさんで大満足の内容だった。
スマガスペシャルをやり終えた感想としてやっぱりスマガは最高の作品だなと思った。
これまで最高だと色々書いてきたけどやっぱりエロゲーだからこそできることや表現、これがほんとに詰まっていた作品だなと思う。
エロゲーの中には全年齢対象版が発売され、パソコン以外のゲーム機でソフトを販売されている。
しかしこのスマガという作品はそれが難しい。
それはエロありきの物語だったり、エロありきなバカっぽさだったりでエロを切り離そうとしてらスマガそのもの魅力がなってしまうからだ。
だからこそエロゲーとして、エロゲーだからこそ最高の作品なのかなと僕は思った。
僕はスピカ推しだけど、正直スマガのキャラはみんな大好きです。
ありがとうございました。
ゲーム情報(Wikipediaより引用)
スタッフ
2009年6月26日発売の「人生リベりべアドベンチャー」(人生リベンジをリベンジ!?)と銘打たれたスマガ外伝。
キャッチコピーは「ハッピーエンド、ホントにいらない?」。本編の後の話にあたり、新たな魔女であるカペラとデネブの2人を中心に新たなセカイの謎に臨む。
主人公は人生リベンジ能力は持っているものの、本編と異なりドロップスと呼ばれるものを探し集めることによりストーリーが進行していく。
※この記事の画像は全て【スマガスペシャル/NTORO ORIGN】より引用