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今日は発散の日、大放談でヴィゴツキーからわざわざへ(リーダーを考える旅)
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こんばんわ、の時間になってしまいました。今日は木曜日で、実は自分の中では新しいことにチャレンジする日なんです(知らんがな)。なので、昨日の続きで、コミュニケーションについて書こうと思ったけど明日に回して、今日は別のことを考える。
昨日、素晴らしい本に出会った。コルクラボ の読書会で。
『まんがで知る教師の学び これからの学校教育を担うために』前田康裕
知らなかった、教師の世界がストーリー仕立てで書かれつつ、教育理論や最近のトピックスに触れていくのだけど、専門領域のとっつきにくい事を平易に教えてくれる良書です。
この本の中で、素敵な考え方に触れた。
それが、ヴィゴツキーの「発達の最近接領域」です。
解説や周辺知識はここで補完しました。
本の中では、「(子供達が)みんなで協働して出来る事は、明日は1人でできるようになる」と語られてて、ストーリー的には教師たちも協働しようと呼びかけている。
本来は学校教育のみに対して言われていることなので、素晴らしいアイデアを外の世界や、成人の世界に拡大して解釈している。
でも、世界の不確実性が高まっている現代で幼児に適用されている理論が成人にも当てはまる事も多いから、一概に切り捨てるものでも無いと思う。
このシリーズを書き始めてから、ずっとモヤモヤしていることの一つに、個人の成長や成果が、チームの成長や成果に繋がるのだろうか?究極的には、個人毎にバラバラに成果を追求する方がトータルでの成果が高くなるのだろうか?という問いがある。
みんなでやる事で心理的な安全が保たれるから作業効率が良くなる。とか、足りない技能を補完し合うことで成果につながる。などは思い浮かぶものの、拡大解釈してヴィゴツキーの理論の様な事が起きるのであれば、チームでストレッチした目標に当たる事で一人づつでは望めない成果にたどり着く事ができる。それがとても素晴らしいです。
考えていて、もうひとつ思い出したのが、長野のパン屋さん(としか言いようが無い) わざわざの丸で書いた組織図の話。幸いにも、noteがある。
(わざわざの丸で書いた組織図の話、ほかも素敵な話)
この考え方が良いなと思っていて、特に数人のチームの場合だとリーダー(職)とメンバーだと2階層書いて何も表せないけど、実際は複数の役割を背負いながらチームを作っているのでイメージが合う。
この一つ一つの丸が、重なるところにメンバーが居て、全体でより大きな丸をかけるようになる。メンバーが発達していってどんどん広がっていくイメージが持てる。
そんな事をぼんやりと考えていました。
念のため触れると、今回言っている「発達」は、成人発達理論の発達とは微妙に違って、技能の成長とかに近いイメージだ。
成人発達理論の発達は、以前に指摘する記事があったように時間がかかり、ビジネスの決算などの時間の流れよりもずっと遅い。
また、引用したわざわざの記事にも書かれているけど、組織が丸く広がっていく場合も、進んでいく方向が必要だ。この方向自体はチームによりそれぞれだけど、メッセージを伝える技術については明日考えたいと思う。
今日の考察はここまで。
また会おう。
改めて、*もし書いてあることに興味が湧いたら、コメントをしてくれたり、「#リーダーを考える旅」のタグと感想付きでTwitterでシェアしてくれると考えが進むから嬉しい!*
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