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DTMステップ入力の基礎知識2

2回目はSTに続いてGT。ゲートタイムの略で、音が鳴っている時間を表します。
こちらで説明しているステップエディタよりも、ピアノロールのほうが一番わかりやすく表現できるのがGTです。

ABILITYでは主に全休符にRestとして1920を使うこともありますが、通常はSTとGTの組み合わせでステップ入力するのが効率的でしょう。

数値の大きさはSTのときと同じく、GTも4分音符が480となります。

ここでただ音符の長さめいっぱいに伸ばしてしまうと、全ての音が繋がってしまいますので、440や460など少し短くするのが通常です。
例えば、全音符なら1860、8分音符なら220くらいがいいでしょうか。

逆に音を重ねて鳴らしたいときは、STの値以上の数字にすれば、長くした分だけ音が重なって鳴るわけです。

スタッカートのある音符はもっと短くなど、このあたりの調整がDTM打ち込み演奏の味付けになってくる面白いところですね。

さらには、楽譜の上でタイの記号が付いているときは、481にするだけで繋げた分だけ鳴りますし、繋げた長さの数字に置き換えてしまうのも同じ事になります。

DTMの黎明期には、少しでもデータ容量の圧縮や処理の軽減が必要だったため、楽譜のままよりも少なくするテクニックやツールが存在したものでした。

それが今ではオーディオデータまで、そのまま同じように処理することができるようになるなんてと思わず遠い目になってしまいますね。

これで音符の長さに対するステップ入力の基礎知識はできましたので、肝心の音程はどうなってるの?というのが次回です。

今回は、STとGTの組み合わせで入力できると覚えておきましょう。

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(DTM)ribbon / ”S”ENSATIONAL WIND 64 55 MIDITrail
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