DTMステップ入力の基礎知識3
いよいよ最も大事な音階、Noteについてです。
ドレミファソラシドのアルファベット表記、CDEFGABC…に、さらに半音を加えた全ての音階を数字で指定することができます。
例えば、4オクターブのドの音であればC4が60という数字で表されます。
61ならC#4の音で、62ならD4の音です。
数字の最大値は127のG9で、あれ?これまで480といった数字だったのに、なぜこんな中途半端な数字に??という疑問がわくかもしれません。
しかし、0~127という値はコンピューターでは、ちょうど7ビット(2の7乗)となるため、非常に管理しやすいのです。
いろいろなかたちで、この0~127という値が出てきますので、これは覚えておくといいでしょう。
一方の480という数字は、2と3の公倍数になるため、いろいろな等分割が非常にしやすいので採用されています。
ちなみにリズムパートには音階がなく、それぞれのNote自体に打楽器の音色が割り当てられています。
その他、ABILITYではNoteの部分に、Restなら休符、Modulationなら音程を揺らすなど、他のコントロールを目的としたコマンドも表示されます。
さて、残るのはVelとDevのところです。
ここは演奏の味付けやコントロールの数値が入ってきますので、今回までで楽譜の基本的な情報は全てステップ入力できることになりました。
DTMステップ入力の基礎知識3まで読んでいただき、ありがとうございました。
自分でYouTubeにDTMで打ち込んだ曲をアップしてたら、音楽への楽しさが増してきてます。
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(DTM)南野陽子 / 秋からも、そばにいて オーケストラ風 64 55 MIDITrail
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