鏡の前に
*聖書エッセイ*
私たちはみな、覆いを取り除かれた顔に、鏡のように主の栄光を映しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。 [コリント人への手紙 第二 3:18]
鏡の前に立った自分。
あんまり好きじゃないところ、他より劣っているところばかりが気になってしまう
髪型を変えたり、ファッションを変えたりして、イメージチェンジしてみても、また別のところが気になって。
そうやって、私たちはベールを被って、自分を取り繕っていく。
自分の弱さ、醜さを覆い隠して。
主なる神の前に立つ時、「鏡」のように、ありのままの自分の姿を映される。
自分の心の思いを、見通されて、
心のベールが一枚、また一枚取り除かれていく。
覆われていないと鏡の前に立てなかった、弱い自分。
「鏡」から反射した、その光に包まれて、新しく、造り変えられていく。
主と同じかたちに姿が変えられていく。
自分の心の思いを明け渡す時、
私の内に御霊の力が注がれていく。
鏡の前に立つ時に、自分の足りなさや劣っていることは、もう気にならなくなっていく。
飾ることなく、そのままの自分を抱いて、受け入れることができる。
鏡の前に立った自分。今、あなたの目に映っているのは。
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