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「感情」がない 第二弾!ともだちシリーズのオオカミさんから学ぶ
こんにちは。
今週の木曜日は「天皇誕生日」ですね。8歳の息子がカレンダーを見てなんて読むのかを聞いてきたので、「てんの・ぅたんじょうび」と伝えると、こっちの思惑通り「天のお誕生日」と勘違いをしてくれて、未だに「天のお誕生日」と言い続けている息子です(笑)「天」って誰だよwww
またあとで正しい読み方を伝え直します(^^)
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さて、今日は以前の記事「感情がない」の第二弾になります。
▽こちら
「チェンソーマン」が分かりやすいかなと思って例えに出したのですが、チェンソーマンって人によっては刺激が強すぎて読めない人もいるかなと思いました。というわけで、今回は可愛い絵本で説明しようと思います。詳しくはチェンソーマンの方に書いているので、先にそちらの記事を読んでいただければと思います。
今回紹介する絵本は、内田麟太郎さんのともだちシリーズの中の一冊!
「ともだちくるかな」です。
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この表紙の「オオカミ」には「キツネ」という親友がいます。今日はオオカミの誕生日。オオカミはキツネが当然自分をお祝いしに来てくれるだろうと思い、朝からとってもワクワクしながらキツネを待ちます。でも、昼が来て夕方になって夜になってもとうとうキツネは来ませんでした。
次の日、さびしくてたまらないオオカミは大好きなお肉料理を食べてみたり、他の仲間に当たり散らしたり(ガードの怒り)して「さびしい」気持ちを紛らわそうとしましたが、さびしさは増すばかりです。
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そこでオオカミはあることに気が付きます・・・。
「そうだ!こころがあるからさびしいんだ!」
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そしてオオカミは、大声で心を「吐き出しました」。
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「こころなんか、いらないぞーっ」
オオカミはキツネに放っておかれたことがさびしすぎて、そしてそのさびしさをもう感じなくても良いように、心を吐き出してしまいました。(対処)
実はこの話には「オオカミが誕生日を1日早く勘違いしていた」というオチがあるので、この後キツネはちゃーんとオオカミをお祝いしにやってきてくれるんです^^
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でも、オオカミは心を吐き出してしまったので何も感じません。
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心がなくなると、嬉しいという気持ちまでわからなくなってしまうんですね。「さびしい」もなくなってくれるけど、「うれしい」もなくなってしまう。オオカミは「心を無くし」これ以上傷つかなくても良いように対処をしたのです。
さて、この後オオカミは心を取り戻すことが出来るのでしょうか?
今回はチェンソーマンよりも分かりやすいであろう「感情がなくなる」仕組みについてのお話でしたが、どうでしたか?少しでも理解が深まれば嬉しいです。
この絵本の続きが気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね^^有名なシリーズなので、図書館や本屋さんですぐに手に取ることが出来ると思います♪
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。