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「生きづらさ」に気付いてもらえない子どもたち

今日は二限目後の行間休みまで息子に付き添って登校してきました。
担任の先生は、今日はなぜだか機嫌がよかった。
クラスのリーダーである先生の機嫌が良いと、やっぱり子供達も穏やかに過ごせるようで、今日は教室内を優しい空気が流れていました。
(今日は、ではなくて、毎日流れて欲しいけどね。)

息子よりも私の方が仲良くしてもらってる6年生の男の子に「ママさん!(と呼ばれている)七つの大罪っていうアニメめっちゃ面白いよ!見てみて!」と勧められました。

「コミックも良いけど、俺的にはアニメの方がおすすめ!」って言ってた。皆さんもぜひ!

少し前まで「子供」という存在が大嫌いだった私ですが、今はなぜか子供が可愛いと思えるようになっています。

自分でも驚くけど、「子供と関わる、子供の心の支えになる」仕事や役割につきたいなーとまで、最近は考えています。

私が漫画やアニメを好きということもあり、先生に「もうそろそろお話終わってくださいよ」と注意を受けてしまうほどに子供たちとは話が盛り上がってしまうのですが、
大人から 自分の好きなことに興味を持ってもらえる時の子供達の満足した表情や、喜んでいる時のキラキラした目がたまらなく愛おしく、先生に会話を止められてしまうのが惜しいとまで感じてしまいます。

ところで今、「ケーキの切れない非行少年たち」という本を読んでいます。

この本は漫画化もされていて、私もすでに現在出版されている漫画は読んでしまったのですが、もっと詳しく少年達のことを知りたいと思い、本の方を読んでいるところです。

漫画版

この本は、宮口幸治さんという児童精神科医として少年院などにいる沢山の子ども達に関わってきた先生が書いた本なのですが、
・なぜ少年(子ども)たちの犯罪が増えているのか、
・なぜ犯罪を起こすのか、
・少年院に入った後の彼らはどのような様子で、
・どのようなことが課題になっているのか

が、書かれています。

詳しい本の要約は、こちらのサイトがわかりやすかったです↓

これを読んだらきっと、この漫画にも書かれていたけど、
「犯罪は決して許されるものではないけど、それに至った背景を知ると犯人に対する捉え方が変わる場合もある」
ってことに共感することができると思うし、
大人が子供達の内側にどれだけ気付いて対応してあげられるかが、子供達が幸せな未来を掴むためには重要なのだと痛感します。

だからこそ、自分が関わる子供達が今後「生きづらさ」を感じなくても良いように自分にできることは何なのだろうかと、これからも学ぶことをやめずに、私も探求していこうと思っています。

子供は可愛いですね。
色んな可能性を秘めている。
この宝物たちを、私も支えられる大人になりたいです。



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