#1 【前編】アメリカ大統領選「観“選”のススメ」:現地で体験したビッグイベント
とあるリクエストにお応えして、第一弾はアメリカ大統領選についての記事を書くことにしました!全3回にわたりお送りする予定です。
確かに前回の大統領選は、私にとって衝撃的な経験となりました…
そして2020年、再びあの熱狂がやってきます──
投稿を通して、読者の皆さんがアメリカ大統領選を知るきっかけになればと思います。私の経験(エピソード)から、現地の雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです。
※数年前の記憶なので、思い違いや曖昧な描写はご容赦ください(笑)
それは単なる選挙ではありません
4年に一度、国を挙げてのビッグイベントです!!
2016年11月8日火曜日、大統領選投票日当日
私はアメリカにいました。
カリフォルニア州内の学校で、語学勉強の真っただ中です。
投票日とはいえ当日は火曜日。もちろん平日です。
普段通りに授業が行われます。
ニュースは盛り上がっているようだけど、いつもの朝、いつもの教室、いつもの先生──
あれ?
先生の胸元に、ビジネスカジュアルな服装とは不釣り合いな安っぽいシールが。大きさは5cm程で、アメリカ国旗のようなデザインがプリントされていました。
謎のシールをよく見てみると、
“I voted”
「投票しました」
の文字が!
謎のシールは、大統領選に投票したことをアピールするものだったのです!
その日目にした人(大人たちが中心ですが)の多くは、まるで当然のことのように”I voted”シールを胸に貼りつけて生活していました。
いつもと変わらぬ1日のなか、シールを身に付けた人達がちょっとだけ誇らしげに見えたのは、私だけかもしれません。
当時の私は、特別政治に関心があったわけではありません。
それでも惹きつけられたのは、大統領選独特の雰囲気があったからだと思います。
それは選挙というよりも、スポーツイベントのような雰囲気に感じました。
人々の盛り上がりについては、日本国内でいうところの「支持者」ではなく、「ファン」や「サポーター」のほうが適切な表現かもしれません。
お気に入りチームの勝利を願うドキドキ感
同じチームを応援する人達同士の連帯感
と非常に近い熱量がニュース等からは伝わってきます。
だからこそ、投票したことをアピールするような文化が生まれたのではないでしょうか。
「観“選”のススメ」
「アメリカ合衆国のリーダー決める」大統領選。もちろん世界にとって重要な選挙です。
こうしたイベント的な盛り上がりを知ると…いかがですか?
堅苦しいと思われがちな選挙に、ちょっぴり楽しく注目できるのでは?
読者の皆さんの多くは大統領選の投票権をお持ちでないと思います(笑)
残念ながら私も持っておりません(笑)
ですが「観“選”」することは簡単です!
2020年の投票日は11月3日(予定)。今からでも十分間に合います!
内容も規模も世界有数のビッグイベント、見届けてみませんか?
次回は【後編】!
・大統領選の流れ
・これまでの動向
・現在の状況 について、
とっっってもシンプルにご紹介します!
画像出典
https://www.businessinsider.com/final-electoral-college-map-trump-clinton-2016-11