サルベージ・レシピリレーはじめました。#1_乾麺
サルベージ・レシピリレー はじめました。
台所で「もてあましている食材」を持ち寄り、
みんなでおいしく変身させる。
それが、食材を救い出す魔法「サルベージ・パーティ®︎」です。
できるだけたのしく肯定感をもってフードロスを知り、
じぶんにできることを発見する。
そしてそこでは、「もてあましていた食材」が、
ちょっとした工夫や、いつもと違ったチャレンジした使い方で、
美味しい料理に変身し、
いろいろなサルベージ・レシピが生まれます。
サルベージ・パーティの開き方を学んだメッセンジャーを
「サルベージ・プロデューサー」と呼んでいます。
全国各地で、いろいろな立場の方が活動しています。
全国のサルベージ・プロデューサーたちと、
サルパに関わる方々も含め、
お互いのことを知ることもかねて
サルベージ・レシピリレーを始めることにしました。
それぞれの立場のいろんな視点から、
「もてあましている食材にスポットライトを」
あてて楽しんでいけたらと思います。
第一回目のテーマは「乾麺」
乾麺は保存食として有力な存在ですが、実は、サルベージ・パーティで集まりやすい食材で、素麺、蕎麦、パスタは、常連メンバーです。特に素麺、蕎麦は、贈答品でいただいたけど使い切れなかった、いつも同じような料理で食べ飽きてしまった、寒くなったので食べなくなってしまった、などの理由で、よく登場します。
袋を開けたけど、全部使い切れず中途半端に余ってしまっている、、ということもよくあるのではないでしょうか。
実は我が家でも、乾麺の蕎麦と素麺が冬を越していました。
そこで、第一回目は「乾麺」をテーマに、「サルベージ・レシピリレー」をしてみたいと思います。
蕎麦衣揚げ
第一走者は、sonoです。和食と日本酒をこよなく愛する、サルベージ・プロデューサーです。そこで、今回は、お世話になっている日本料理一灯の長田料理長に教えていただいた「柿の種で作るあられ揚げ」をヒントに、「蕎麦衣揚げ」にしてみました。日本酒にもあう、簡単メニューです。
[材料]
・乾麺の蕎麦
・鶏肉(今回は胸肉にしましたが、それ以外でもおいしそう)
・塩
・料理酒
・油
[作り方]
1.鶏肉に塩と酒をふっておく
2.蕎麦を手で細かくした後、フードプロセッサーかすり鉢などで細かく砕く
3.鶏肉に2の砕いた蕎麦をしっかり付ける
4.油で揚げる
5。出来上がり。お好みで、食べるときに塩をまぶすと美味しいです。
噛むと衣の蕎麦の風味が広がります。衣のコリコリした食感も好評でした。おかずとしても、おつまみとしても良さそうです。
実は、揚げ物が食べたくなったのですが、パン粉も小麦粉も家になく、見つけたのが蕎麦。原材料を見ると「蕎麦、小麦粉、やまのいも、食塩」なので、きっと衣にもなるはず、と作ってみました。唐揚げとは違った気分で楽しめました。蕎麦以外でも、そうめんなどでもできそうです。
海苔やチーズ、梅、紫蘇、などを鶏肉に巻いてから衣をつけて揚げてもおいしそうです。その時は、衣をつきやすくするために、砕いた蕎麦を二等分して、片方は水溶きして、それをつけてから蕎麦をまぶすと良いです。水溶きは小麦粉や片栗粉、米粉などでも代用できます。試しに海苔バージョンも作ってみましたが、おいしく好評でした。
では、次は第二走者の上原さんに、お渡しします!