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〘理学療法士国試対策〙模試240点をとった筆者の時間の使い方

始めまして!理学療法士の学生そんなバナーナです。

この記事を読んでいるということは国家試験勉強をどのように進めていけば良いか分からなくて困っている方だと思います。

そんな方に向けて、私がどのように対策してきたかを紹介します。

1.私の模試の成績

まず勉強の進め方より、バナーナさんの成績が、気になりますよね。

2年冬3科目模試 89点(全国8位)
4年秋三輪模試 220点(全国21位)
冬三輪模試 185点(全国71位)
4年医歯薬1回目 217点(全国41位)
医歯薬2回目 217点(全国54位)
医歯薬3回目 240点(自己採点)
4年アイペック1回目 211点
アイペック2回目 195点
アイペック3回目 218点
アイペック4回目 209点

どうでしょう
だんだん順位は落ちてますが、国試に近づくにつれて受験者も増えているので、実際には常に上位0.5%から1%をウロウロしてる感じです。

この点数を取った勉強の進め方を公開しますので参考になれば幸いです。

2.国家試験勉強を始めたタイミング

最初に悩むポイントですね。
私の場合は国家試験勉強は1年生からコツコツやっていました。
また、4年生で本格的に国試対策をしたのは10月からです。

3.1日の国試勉強時間

私が4年生に進級後、1日のうちで国家試験勉強に充てていた時間は、

学校:毎日4時間程度、自宅:0分

自宅では、趣味のギターやソシャゲ、就活、新居探し、資産運用の勉強(ふるさと納税、iDeCo、積み立てNISA)、デート、自宅の水槽管理などで、時間を使っていたので、勉強はしていません。

4.国家試験勉強の進め方

[1年生からの勉強について]

国試勉強は1年生からコツコツやってきました。
そんな早くから何をしていたかというと、、、

どこの学校でも授業毎に定期テストありますよね?

私の場合、テスト範囲の内容の国家試験過去問を解いていました。その都度必ず解いていました。たったそれだけです。

使用していたのは国試の達人です。
付録になっている問題集が分野毎に問題をまとめてくれていて、使いやすいのでおすすめです。

このコツコツがほんとうにデカくて、毎日1時間くらいでしたが、積み立てていくと、4年生に進級した段階で国家試験合格点は取れていました。(4年春 第55回理学療法士国家試験 過去問186点)


[4年生の10月から国試勉強について]

最初にやったことは過去10年分の国家試験問題を解いて、苦手分野を把握する作業です。

その結果75番〜100番の問題が特に弱いことに気づきました。

その為、12月まではひたすら75〜100番の臨床医学だけを勉強しました。

国家試験問題は大きく1〜20番実地問題、21〜50番専門問題、51〜74番共通基礎、75〜100番臨床医学という構成で作られます。

51〜100番の問題に関してはただの暗記ゲーなので、やればやるほど確実に点数が伸びます。

さらに1〜50の問題に関しても基礎があれば勝手に点数が伸びていくので最初は51〜100番の対策がオススメです。

12月から2月までは実地問題と専門問題を勉強していました。模試見ていても分かりますが、この段階でもう各自に受かるなぁって感じだったので、学校では文献読んだり、実技練習したり、物療機器で遊ぶ時間をメインにしていました。

5.国家試験勉強をしない理由

『国家試験勉強は学校でしかやらない。学校にいる時間は国家試験勉強だけで終わらない』これが私のモットーです。

実習を経験した人なら分かると思いますが、ただ勉強できるだけじゃ臨床でやっていけませんよね。

国試勉強だけで一日潰して、それで国試受かったとしても、4月からどうやって働きますか?

自分が担当したせいで、本来歩けるまで回復するポテンシャルをもった患者さんが車椅子生活になったらどうですか?


患者さんからしたら新人もベテランも同じ理学療法士なんです。患者さんはセラピストを選べないんです。

だから文献を読んだり、医療機器を使う練習をしたり、実技練習をしたり、学校では必ずそういった時間を作るようにしていました。

あと、勉強以外の時間も大切です。
『学生のうちにしか時間とれないし、遊べるときに遊んだ方がいい』とかいう低い次元の話ではないですよ。
趣味の話とかって結構患者さんとの会話のネタになるし、
もしも、患者さんがギターやりたい。水泳やりたい。パズドラ やりたい。熱帯魚飼いたい。って言った時、リハプログラムに必要な動作組み込めたら素敵じゃないですか?


ボクは、学生のうちに遊びもいっぱい経験した方がいいと思っています。
だから家では国家試験勉強をしていません。

6.最後に

国試に受かるというのはゴールではなく、スタートラインに立つということです。

いま学生のうちに、スタートラインに立つまでにどれだけ準備してきたかで、ちゃんと理学療法士になるのか、名ばかりのなんちゃって理学療法士になるのかが決まるのです。

だから国試勉強はいつ始めたら間に合うかなんて考えている1.2.3年生の方は、明日から毎日1時間とかでもいいので国試勉強を進めていきましょう。
そして余った時間で趣味や、働くための勉強を進めましょう。


以上私の勉強の進め方でした。参考になれば幸いです。

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