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2024年 9月

国立近代美術館 続き

下村観山 大原御幸の一場面 後白河法皇を見ようとしている百姓の女性?

描かれた家の軒先にある筧から
流れ落ちる水

祖母の生まれた農家にあった筧を思い出す
横でカボチャとかインゲンとかを育てている

軒先に野菜を吊しているところなど今も変わらず
平福百穂
荒磯(ありそ)

青い海と風に煽られる波を見ていて
海の表面を渡る空気は
地球の昔からある空気かもしれないと思う
供燈
菊池契月
右隻

手前は髪の色、濃く、奥は霞む
長く美しい黒髪
そこからちょこっと横顔が見える
ぐっときます

平重盛が左隻で置物みたいにポツンと座っている姿が描かれています

題材は
平重盛様主催
大念仏会

実は美しい女房達の姿を描きたい
それぐらい重盛はおまけのように見えました

タイトル上写真
下村観山
大原御幸の見返しの絵
抑え竹は金属製で彫金されています。この仕上げは初めて見ました。

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