stand.fm 08 :: 『音と映像が主従なく連鎖する即興, SjQ++』
今回は、映像アーティストの Kezzardrix (Ryo Kanda)を迎え、
アルスエレクトロニカ準グランプリ(音楽部門)を受賞したプロジェクト ”SjQ++”を振り返ります。
音と映像が相互に影響する即興とは?
SjQ++では、音と映像が相互に影響する即興手法が用いられています。
音と映像に主従がなく、互いが互いに言及していくことで、即興を拡張しています。その内容と意義をKezzardrixとUozumi自身が語っています。
SjQ++は、映像がヒトの演奏の創造性を拡張する「サイボーグ」的な手法だった?
VJとは何が違うのか?
従来のステージで展開されるVJとは何が違うのか?
VJとして大きなステージでも活躍しているKezzardrix自身が語ります。
作品『arc』について
あいちトリエンナーレ2013公開作品『arc』。SjQ++では最も大規模な作品。
ビルの谷間を「滝」「瓶」に見立て、水のアニメーションの粘性の変化で展開と即興を生んでいく手法について明かします。
スティグマジー:即興おける映像の可能性
設計図なしに、環境と行為の連鎖反応で物事を達成する「スティグマジー」。
後半では、即興における映像が、この点で即興的な創造の重要なブレイクスルーを果たす可能性について言及します。
課題ムービー1
アルスエレクトロニカ2013, 開催地リンツのブルックナーハウスで行われた受賞公演。シンプルな映像ルールの事例
SjQのルール事例
ムービー1分目付近に、Uozumiが「つぶつぶの認知を使ってリズムをつくる」と言っていた実例が視聴できます。
課題ムービー2
SjQ++ “arc” @ Aichi-Triennale on OCT18, 2013
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