“名脇役”

今日3月28日は、ダイアン・ウィーストの誕生日です。

名バイプレーヤーとして数々の映画に関わってきて、その出演シーンでことごとく存在感を出しているんです。特にウディ・アレン映画に関しては数もさる事ながら、「ハンナとその姉妹」「ブロードウェイと銃弾」でアカデミー賞助演女優賞を2度も受賞しています。

カメレオン俳優とは様々な役どころに変化して、それにふさわしくなりきっていると誰もが認めるといった言葉です。最近ではとても多くの若い俳優でそのランキングがあるくらい、その地位は特別なものになっています。

ダイアン・ウィーストはその称号にふさわしいだけのキャパシティが自分の中に気づかれていると私は感じます。
いつもはあの優しい腫れぼったい目が、むき出しに開けば見てる側は恐怖を覚えます。しかしそれが、とろんととろけるような甘い雰囲気を醸し出すと、それは母親が持つ優しさ哉愛に似た感情に生まれ変わります。

顔で伝わる、この役の人は相手に対し「こう思ってるんだろう」が、その対象の人ではなくとも、「主人公は愛されるに値する人なんだ」と伝わる。
鏡に反射するように認識することができるんだと、ダイアン・ウィーストの演技で知ることができました。

70歳を超えてもまだまだ女優を続けています。
健康で長生きしていただきたいです。

お誕生日おめでとうございます。