“草間彌生”
今日3月22日は、草間彌生さんの誕生日です。
前衛芸術家の草間彌生さんは、日本にいるわたしには名前と「水玉模様」ぐらいしか良くわからなかったんです。
ですがあの「水玉」は無数の繰り返しの中に存在しているんだと知った時はびっくりでした。
ドキュメンタリー映画でしか草間さんの様子は今現在わたしの力では観ることができないので、その感想を。
考えてから描いているのではなく、身体が描かせているんだそうです。
でも自分の奥深くに入っていって、どんどんどんどんその地下に潜ってゆく。
それをはじめたら、終わるまで繰り返し繰り返し行い、時には自分の身体が壊れるまでその行為に及ぶみたいです。絵を描くのに、そんなふうに描いてたとは・・・
そして完成すると、遠く離れてその絵を見て自分が1番感動するんですね。
「わぁステキ、今までこんな素敵な絵は見た事ない」
素敵すぎますね。
チャーミングさが残る表情から、その人の手が創り出す狂気や病や死といったカタチを「描く」。
わたしは草間彌生という人を全然知らなかったんですね。
日本の人全体が知らなすぎて、まだまだ凄さを感じきれていないのではないかと思っています。
カツラのことを帽子と言うみたいですよ。「私の"帽子"はどこ?」って具合に。
ステキです。
お誕生日おめでとうございます。
美しい作品たちをいつもありがとうございます。
尊敬しています。