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無名人インタビュー:グローバル時代の子育てを応援する人

1990年代後半から続く日本のデフレ。20年以上初任給は上がらず、物価は下がり続け、単純作業はAIにとって代わり、終身雇用ももはや夢物語。日本国民総中流家庭の神話が崩れさる昨今。

これからの日本の子供達は、自分で自分の人生をクリエイトしプレゼンテーションする力が、必須になるんじゃないでしょうか。今日はそんな次世代を担うお子さんたちと、不安の中で子育てに奮闘するママたちの救世主が登場!今週も楽しんでいただけると幸いです。

本日ご参加いただいたのは、山本真寿美さんです!
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▼イントロ

そんり:今日はどういったインタビューにしていきましょう?

山本真寿美(以下、真寿美):そうですね、今日のインタビューで、自分の中の棚卸しが出来るといいなと思ってます。話を聞いてもらうことによって、自分では当たり前だと思っていることが、他人からからすると興味があったりだとか。どこに興味を持たれるのかとか。自分がまだ気づいていない引き出しを、見つけたいなっていうような感じですね。

そんり:現在の、ご職業は?

真寿美:仕事は、色々やっていて。今、メインでいうと、オンラインで子供向けに『CEOキッズビジネスプログラム』っていう、子供にビジネスマインドを教える、というのをやってます。日本人の子供達がなかなか、自立するとか、自分から発言するとか、今の学校教育では、そういう場がないので。自分達で何でもできるんだよっていうようなことを伝えれるように、そういうプログラムがあるんですけども。そちらの認定講師になって、2年前かな。なって、それを今、オンラインで教えてるっていうような感じが、一応私がやる仕事としてはメインになってきてます。

そんり:はい。

真寿美:あとは、自宅でお稽古サロンみたいな感じにスペースがあるんですけれども、そちらで物販をやったり。あとは講師に来ていただいて講師の方に講座やってもらったり。あと、骨格ボディセッションっていうのがあるんですけども、講師の方に来ていただいて、そのサロンのメンバーの方が受けてっていうような感じの、それのスケジュール管理とか、そういうふうなことをやってます。

▼子供たちのレモネードショップ

そんり:なるほど、個人事業主なんですね。『CEOキッズアカデミー』の、対象年齢はいくつくらいなんですか?

真寿美:対象は小学校3年生からですね、大体。で、私が受け持っているのは、中学生ぐらいまでっていう感じですかね。

そんり:それは、子供達の自立心を促していくみたいな感じなんですか?

真寿美:そうですね。やっぱりなかなか日本の学校教育の中では、そういう場面が少ないじゃないですか。人前で喋るのとか、あとディスカッションするとか、そういう授業がないので。結局、黒板に書いたものを聞いて覚えるみたいな感じが、ずっと戦後から続いてるっていう状況で。学校では教えてもらえないことをやるっていうような、どんな意見でも言って良いよって場を作ってるんです。そうするとね、ちょっと話が飛ぶんですけど、子供でもビジネスができるというか。

そんり:子供がビジネスですか?

真寿美:はい、レモネードショップをやるっていうのが、基本になっていて。それで自分達で考えて、やっていくっていうようなものなんですけれども。

そんり:へえ、レモネードショップ。

真寿美:レモネードショップを自分達でやろうっていうことで、1人ずつ市場調査に行ってもらって。それが毎回の宿題なんですけど。自分達でレシピを探して、どれが美味しそうかな、どれが簡単そうかなとかそういうのだったり、どうやって写真を撮ったら美味しそうに見えるかなとか。で、それを毎回発表してもらう。そうすると最初はね、オンラインの前でモジモジしてた子も、どんどん発表したくなるっていう。それで、どんどん変わってくのが凄いわかるので。それは私もやってて楽しいかなっていう。

そんり:それは楽しいですよね。子供ってスポンジみたいに吸収するから。

真寿美:そうそう、そうなんですよ。それで、絶対に否定をしないんですよね、その授業の中では。なので、別に間違いもなくって。例えばやってなくても別に良くって。じゃあ、今度やっとこうねとか、また時間ある時やってね、とかそういう感じで進んでいくんですけど。だから、ちょっと違ったことをやってても、全然良くって。こういう風にやると、こういうところがわかるねとか。そういう感じのところを、講師の私は、そこを拾っていくというか。

そんり:はいはい。

真寿美:別に間違いも間違いじゃなくて、失敗でもなくって。あ、そうか、ここでこうしとけば良かったねっていうことが分かるっていうだけの話で。なので先ずは、否定しない・間違いはないっていうこと。それでどんどん、自己肯定感をつけていってもらうっていう目的もあり、経営者思考・ビジネス思考をつけるっていう内容になってます。そうすると、自分で問題が解決できるようになるかなっていうような、そこを狙ってやってるっていう感じなんですけど。それが、今は楽しいですね。

そんり:年齢を重ねると、どうしても自分の経験則からしか、ものを見れなくなってしまうので。子供の発想って、え?そっち行くんだみたいな。

真寿美:そうそう!そうなんです。本当に面白くって。みんな絶対被らないんですよね。1人ずつそれぞれ調べてきたりとか、発表してもらうのが、本当に面白いように被らなくて。誰も相談してないんですけど、それもすごい面白いなっていう風に思いますね。

そんり:それ、自分を意見を言うのも、他人の意見を認めるのも上手になりそうですね。

真寿美:そう。私はこういう意見、僕はこういう意見、じゃあここは私はそう思わないけど、あなたはそう思うのねとか。自分の意見を言う、相手の意見を認めるみたいな、そういうことをやっぱり教わってないので。それこそ喧嘩になるぐらいだったらまだいいですけど、片方がもう言わなくなっちゃうとか。そっちの方が、親御さんとしては、「もういいから」みたいな感じにしといた方が目立たないしとか。きっと親御さん達がそう教わったんですよね。自分がそうだと、子供にもそれを強要するって言ったらおかしいですけど。そういう傾向が、まだまだあるので。

そんり:そうですね。親世代の人が教わってないなら、子供に教えられない。

真寿美:別に誰も悪くないんですけど、でも、結局それを子供に、自分と同じ子を育てちゃうっていうか。そうすると、すごくもったいないので。あと、簡単に言うといわゆる自己肯定感が低い親御さんが、すごい多いって感じていて。

そんり:ああ。

真寿美:日本ってね、謙遜するのが良しとされるというか。「うちの子は全然ダメで」とか、「○○ちゃんすごいですね」とかって、自分の子じゃなくて人の子を褒めるみたいな?もちろん活発な子もいれば、お勉強が好きな子もいれば、色々あるので、別にそれは活発じゃなくてもいいじゃないですか。すっごい勿体ないなと思って。

そんり:そうですね。

真寿美:私、5歳の娘がいるんですけど、すごく活発で腕白なんです。で、「お子さん元気ですね。あんなとこ上っちゃって、スゴイですね。」って言われたら「そうなんですよ」って、娘を全力で褒めるんです。でも、他の親御さんは「うちの子はもう怖がりで…」とかって言う。「優しくていいじゃないですか」とかって言うと、「いえ、もう…ほんとうに」みたいな感じなんですよね。お母さんの考えがね、それでずっと育ってきてるんだと思うんですけど。

そんり:うんうん。謙遜も行きすぎると、卑屈ですね。

真寿美:そうそう。それって本当に単純にお子さん傷つくと思うんですよね。それ聞いてるし、そんなことしょっちゅう言われてたらね。基本的に私、子供を教えてますけど、お母さん向けのそういう講座もあって。ちょっと自己肯定感を高めるというか。そっちが実際は先なんだろうなっていうふうに思うんですけど、今のところは子供の方をやってって。そこで親御さんの反応というか、親御さんも気づいてもらえるといいのかなっていう感じでは思ってるんですけど。

そんり:お子さんからの反応で、気づかされる事ってありますもんね。

真寿美:本当にそうなんですよ。

そんり:先ほども、例えばお子さん達がレモネードショップをやるにあたって、結果的に失敗というか、ちょっと違う方向だったとしても、結局本人がそれは失敗じゃなくて、道の途中なんだっていうことを教えてくれる人がいるっていう。すごく素敵なことやってらっしゃるなって。

真寿美:本当にすごく良いプログラムだと思ってます。実際、私、自分の子供に教えようと思っていて。でもまあその時は、まだ子供小さかったんで、じゃあもう先に自分が講師になって、人の子を教えながら、家庭の中で自分の子供にマインドを教えていけばいいのかなっていう風に思って、講師になったのが2年前っていう感じで。で、それが今、結構楽しいなっていう感じです。

▼1時間=1,000円と25ドルの差

そんり:そもそも、真寿美さんがそういったお仕事を選択されたっていうのは、なにか特別な想いがあったからなんですか?

真寿美:キッカケは、出産ですね。出産したころは、今とちょっと考えが違っていて、元気で健康に育てってくれれば、それで良いって思ってたんですね。

そんり:うんうん。

真寿美:でね、娘が1歳半ぐらいの時に、『経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親』っていう本を読んだんです。その頃は、日本の教育で良いと思ってて、あんまり何も考えてなかったんですよ。だけどその本を読んで、このままではマズいと思って。その本では、グローバル子育てみたいなのを提唱をしていて、その著者の方が『CEOキッズプログラム』の提唱者なんですね。

そんり:はいはい。

真寿美:その著者がリリースしてる講座があったので、娘に受けさせたいなって思ったんだけど、その時まだ子供1歳半とかだったので、じゃあ自分がもう講師になった方がいいなと思って、講師になりました。その本がきっかけで、そこからもうガラッと変わったという感じなんですよね。

そんり:終身雇用も崩壊してますしね。黙って座ってれば、お金が入ってくるっていう時代じゃなくなってる。

真寿美:そう。あと、それでお金がもらえる時代も、もう終わる。絶対AIに取って代わられるので。ただやってればいいっていう人は要らなくりますよね。機械の方が正確で、文句も言わずにやってくれるし。そしたら絶対ね、経営者としては、人を雇うよりそっちの方を取るじゃないですか。そうなると、人間にしかできない仕事を探してやっていかなきゃいけないっていうことに、気づいている人がどれだけいるか?っていう。この日本の教育の中で。

そんり:薄々気づいてはいても、どうしたらいいかわからないって人も多いんじゃないですかね。

真寿美:そうそう。だから、そういう経済観念とか、あと国際的な。まだまだ日本がお金持ちだと思っている人とか多いですよね、わりとね。40代・50代・60代とかも。

そんり:バブルで止まってる。

真寿美:そうそう、止まっちゃってるんで。いつのまにか日本って、物価が安い国になっちゃってるっていうのに、気づいてない人いますよね、普通に。

そんり:20年ぐらい前の初任給から、ほぼ上がってないですよね。給料安いから、物価も下げざるを得ないっていう状態に日本がなってきてるっていうのが、これヤバいなって。

真寿美:そうなんですよ。あとは、日本が上がってないって言うか、諸外国が普通に成長して行ってるのであって。日本が止まってる、どちらかというと衰退してきてしまってるっていうところが。それこそ、20年前にハワイに行った時って、ブランド物も日本より安いって時期があったけど。2-3年前にハワイへ行ったら、値段、高っ!外食、高っ!みたいな。そこにまたチップもかかってね、っていう感じだから。

そんり:うんうん。

真寿美:そのキッズプログラムをやってる中で、よく説明をするんですけど。ハワイのホテルのお掃除のおばちゃんの時給が、25ドル(※日本円で約2,750円)とかなんですって。

そんり:いい!

真寿美:そう、お掃除するだけのおばちゃんが25ドル。そういうおばちゃんたちも、それこそ東南アジアとかから、来てたりするんですけど。そういうおばちゃん達も、どんどん自分を売り込むらしいんですよ。私はもうこれぐらいもっとできるから、もっと時給上げてくれとか。そういうちょっとした、営業力もあるというか。

そんり:自分をプレゼンする能力があるんですね。

真寿美:そうそう。それでどんどんスキルアップしていって、何年間で稼いで帰るみたいな感じらしいんですよね。でも、日本だと、アルバイトするって言っても、せいぜい時給千円前後。で、そうやって考えると、同じスキルだったら絶対に、日本で働くよりもハワイで働いた方が、稼げる訳じゃないですか。

そんり:まさしくそうですね。

真寿美:そうすると、やっぱそっちに行って稼ぐっていうことになると思うんで。日本の今の子供達も、そのスキルを身につけさえすれば、どこでも働けるようになると思うんですっていうことを、提唱している本だったので。なんかもう衝撃ですよね。

そんり:私、小学生の姪っ子がいるんですけど。最近、B型肝炎の予防接種を打つ打たないって話が出てて。

真寿美:え?小学校の子が?

そんり:そうです。弟のお嫁さんが「要るんですか?今、日本で」って聞いたら、「この子達が大人になった時は、日本は出稼ぎに行かなきゃいけない国になってる可能性が高い」って。だから、打っといても良いんじゃない?ってお医者さんが仰ってたって。

真寿美:そのお医者さんの言ってること…、でも確かにそうですよね。

そんり:義妹から話を聞いた時に、「えー?そんなのあり得ない!」って、全然思えませんでした。まあ、なるだろうなって。

真寿美:うん、でも多分、今のまんまの日本のいわゆる学校教育を受けているだけでは、そうなる可能性はもちろん高いと思うんです。でもね、その前に自分で何でもやっていく力がつけば、出稼ぎでも何でも、例えば、自分が好きで海外に働きに行くとか、ビジネスをするとか。何でも出来るんで。住む場所とかは別にもう関係なくて。もし例えば、それも嫌になったら、他にもあるしって、そういう選択肢を持てるっていうことは、絶対に必要だと思うんで。

そんり:選択していいんだよっていうのを、教えてあげないとですよね。

真寿美:そうそう。これでもいいし、あれでもいい。親が「これやりなさい」って言う時代ではないので。それって親の範囲内でしかないから、そこから出れないワケですよね、子供は。

そんり:うんうん。

真寿美:本当にそれぞれ、自分が産んだ子ではあるかもしれないけど、1人の人間として、別人格として可能性を広げてあげるっていうのが、親の役目かなって思ってるので。そういう想いで子育てしながら、他のお子さんも教えながらっていう感じですね。

▼自己肯定感を選択できるマインド

そんり:真寿美さんはお子さん時代に、選択できないような状況ってあったんですか?

真寿美:私はね、そこはないんですよ。制限っていうか、抑えられたっていう感覚は全然なくって。自由に育ってきた感覚はあって、自分自身はそんなにストレスを感じてはいないんですよね、今のところ。幸せに普通に過ごしてきたって感じですね。親もそんな子供に執着するタイプではなかったので。なので、特に何の不満もなく育ちましたね。

そんり:ご自身が自由に育ててもらって、今はよりそういう時代になってきてるし、黙って座っていればお金が降ってくるみたいな時代ではなくなってますしね。

真寿美:ですね。いわゆる経済的な自立もすごい大事だと思うので。出産前に、ちょっとお金の勉強もし始めて。いろいろ投資とかもやってるんですけど。そこの部分で、私がもともと、そういう資質があるんですよね。

そんり:なるほど。

真寿美:夫に何かあった時に、共倒れになるのではなく、私が何とかしようみたいな。例えば夫がいきなり死んじゃったとかね、そういった時に自分もそうだし、その時は子供はいなかったんですけど、子供がいても大丈夫だよっていう風に、「お母さんが何とかするから」みたいな感じにしておきたいっていうのがあって。

そんり:はいはい。

真寿美:そこからお金の勉強をし始めて。そうこうしているうちに子供ができて。親が子供にやれる事はやるけれど、自分でもやれるようにしておかないといけないって。それで、みんなが精神的にも経済的にも自立して、楽しい人生にっていうのが、私の目標で。もともと、自分の実家も夫の実家も自営業なので、勤めてたらお金がもらえるっていうようなって感覚は、あまり無いですね。

そんり:それぞれ持ち場があるから、サラリーで働いても自営業でもどっちでも良いと思うんですけど、それを選択していいんだって思えてない人が多い気がしますよね。

真寿美:本当にそう。あと、ちょっと古いかもしれないけど「マウント取る」とかっていう言葉があるじゃないですか。で、それが私、ちょっと理解ができなくて。

そんり:え?そうなんですか?私は理解できる(笑)

真寿美:ないんですよ、私が気づいてないだけかもしれないけど。例えば、○○さんと○○さんが揉めてるみたいな。「あの人、すぐマウント取ってくるんだよね」っていうような言葉を聞いたことがあって。

そんり:うんうん。

真寿美:でも、ハタからすると、いつも一緒にいて仲良んですよね。でも、そこの中では上下関係ができてるみたいなのがあったみたいで。それを聞いて、え!?っと思って。そこは、いわゆるママ友みたいな感じで。

そんり:きっとちょっとしたことで、マウントし合ってるんだと思います(笑)

真寿美:本当になんか、ビックリして。何をされるのかわかんないですけど、そういうところで。その子は向こうがマウント取ってくると思うから、自分が取られてると思う訳じゃないですか。

そんり:受け取り方もありますよね。

真寿美:見えないですしね、心の動きだから。だって、マウント取りに行くぞって行っても、向こうが全然取られた感じなかったら、すごく悔しい。意味がない。

そんり:それもさきほど言ってた、「選択」ですよね。そういうのを、お子さん達に教えてらっしゃるというのは、本当に素晴らしいと思います。

真寿美:今は基本的にオンラインなので、外国に住んでる日本人の子も参加してくれたりとかするんですよ。そういう意味ではすごい面白いです。この前は、ベトナムのダナンに住んでる子が参加してくれたし。今度はアメリカのカリフォルニアの子が、次期3期生で入ってくれるんですけど。そういう時差があったり、気候が違ってたりとかって、そういうのも感じられるので。

そんり:素敵ですね。

真寿美:それで外国に興味持つっていうのが出てくるかもしれないし、それこそ選択肢を広げるのの一つになるかなって思うし、本当にどんな子でも生き生きしてくるっていうか。最初は全然喋れない子でも、喋ってくれる、心開いてくれるようになるんですね。あとは、本当にもう何でも考え方かなっていうふうに思うので。自己肯定感も、まさにそれだと思うし。

▼アウトロ

そんり:残り5分ほどですが、何か言い残したことがあれば。

真寿美:そうですね。このキッズアカデミーの講師になる人が、もっと増えてほしいなって思ってます。仲間を増やしたいっていうか、私と同じ立場の方をどんどん増やして、その方達がまた、どんどん教えて、また増えてってっていうふうに。それで楽しい世の中に、なると良いなって思ってますね。

そんり:今、キッズアカデミー方にお力注いでいらっしゃいますけど。もし、それに出会ってなかったら、どうされてたと思います?

真寿美:出会ってなかったら、どうかな?キッズアカデミーに出会う前は…私はもともとお茶が好きで、お茶をずっとやってたんですね。その派生で紅茶アドバイザーの資格を取って、教室をやってたんですけど。もし、そのキッズアカデミーに出会ってなかったら、そのまんま紅茶の仕事をやってたんだと思います。

そんり:ああ、なるほど。自分が好きだったり素敵だと思うことを、皆さんとシェアしたいって感じなんですかね。

真寿美:そうですね。自分の好きなものとかを、みんなもどう?みたいな。そんな感じで『CEOキッズビジネスプログラム』もそうだし、今サロンでボディメイクやったりとかっていうのも、もともと自分がやってて良かったから勧めてっていう感じで、それで稼働してきてる部分があるので。そういう考えが根底にあるんでしょうね、きっと。“それに出会ってなかったら?”っていうご質問いただいて、あ、そうかなって思ったんですけど。

そんり:はいはい。

真寿美:紅茶教室を続けてたかなとかは思う。ただその対象が、子供・教育になっただけで。自分が良いと思うものは人に勧めたいみたいな。そういうところがあるんだなって、いま気付けたのはあります。

そんり:ありがとうございます。お話を伺っていて、真寿美さんはハッピーでポジティブなオーラがたくさん出てる人だなと思いました。そういった方が、人を導く立場って言うと、ちょっとアレかもしれないですけど、とても素晴らしいことされてるなって。今後も頑張ってください。

真寿美:ありがとうございます。今は、子育てが辛いとまではいかないけど、ちょっと大変みたいな感じに思っているお母さん達に、私がモデルケースじゃないけど、「子育てもまあまあ楽しいよ!」みたいなを感じてもらいたいなと思って。そういう部分でも発信してるってところはあるので。それを感じてもらってね、楽しんでもらえるママが増えるといいなっていう風には、心がけてるところがあるので。それが伝わったみたいで、すごく嬉しかったです。

そんり:良かったです!今日はありがとうございました。

真寿美:こちらこそ、ありがとうございました。

〜終〜

編集協力:有島緋ナ

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