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「Never Enough」練習経過

こんにちは!滋賀・大阪ボイストレーナーの安田結衣です。

11月23日に投稿した「Never Enough」歌ってみたから22日目。
まだまだ試行錯誤を続けていますが、少しずつ点数が上がってきました!


じゃーーん!

いや~嬉しい。前回の課題をもとにちょこちょこ練習してきてよかった。

私の場合はロングトーンの声量が落ちてしまったり、オープンネイザルにするのが苦手な言葉(イの段)や音程(低音)の時に頑張って声を出してしまって声帯を傷つけてしまうのが課題...。
まだまだパーツの分離が出来ていないなあと痛感しました。

というのが前回見つかった課題でした。
オープンネイザルとは口の中にある鼻腔と口腔の間のドアのような役割をしているもの(軟口蓋)が開いて鼻腔に空気が通過することです。

前回の考察ではイの段のみ軟口蓋が開いてしまう(オープンネイザル)と思っていたのですが、様々な子音と組み合わせた結果、イの段だけでなくマ行やナ行のあとの言葉にもオープンの傾向があることが分かりました。
曲のサビに「Never~never~」と歌うところがあるのですが、最初の”N”に影響されて”ever”までオープンになるということです。

オープンネイザルになってしまうのを治す方法で私が行ったのは、



舌の位置を下げる、目を見開く、喉頭を下げる
です。私の場合はこの方法で軟口蓋がクローズになりやすく、出しやすいパターンでクローズに成功してから舌や目や喉頭の位置を通常あった位置に戻していくとクローズ状態が持続するようになりました。
※なぜこうなるのかについてはまだ私自身勉強中です。実際に解剖実習で見てみないと真実が分からないとも思います。

ナ行やマ行やンは音声学では鼻腔を通る鼻音とされているため、完全に鼻腔を通さないというのは違う発音になってしまうのでできません。
ただし母音までオープンになってしまうことはないと思うので、軟口蓋の操作が速く出来るようにNeやMaなどの鼻音+母音の組み合わせでゆっくりの速さから練習しています。

低音発声の時に声帯を傷つけてしまうのは、声帯の閉鎖を伴わずに過剰呼気量をかけてしまっていることが原因かと思います。喉頭を下げすぎていることで息漏れが多くなりすぎる→声が小さくなる→息を多く出そう!となる癖がありそうです。まだまだ原因はありそうですが、立って歌う時の方が低音が安定して出せていたのは、舌骨下筋群のつま先への繋がりが関係しているのかな。

ロングトーンに関しては、私の場合は座ったときの方が安定して伸ばせていました。動きながら立った時の音程のブレがかなり目立ってしまうのは身体の使い方がまだまだということですね。様々な動きを試してみて原因を探っていきたいと思います!

目指せ100点!

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