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おなかの中があたたかいこと

こんにちは!滋賀・大阪ボイストレーナーの安田結衣です。

今日はレッスンが少なかったので、たっぷり寝て療養することができました。夜はあたたかいお鍋を作ってもらいます。ありがたいなあ。

寝込んでいる時のあたたかいものは何とも言えない力があると感じました。お茶・スープ・うどん・おかゆとか全部あたたかいから、体を温めることは本当にいいんだろうな。いつもはあまり健康のことを意識せず食べているけど、栄養のこともっと知りたいと思うようになりました。

身体も心も冷やさないように温かくするのは大切。
身体を冷やせば風邪になったりして分かりやすくデトックスしてくれますが、心の冷えは気づきにくいのかもしれません。
心の底のことを「腹の底」なんて表現があって、おなかの底から笑うとか腹の底では恨んでいるとか色々な言葉があります。お腹から声を出すっていう表現は、歌の練習をしている人は一回は聞いたことがあるのでしょうか。声はお腹からは出ないので、お腹の筋肉を使って声を出すということなのですが、全員にとって必要とは言いにくいです。何でも偏ってしまうのはいけないと思う考え方なので、大賛成でもなければ全否定でもありません。

昔から東洋医学の丹田呼吸という考え方がありました。感覚的で場所も曖昧なだけに西洋医学の発展とともに消失してしまったのですが、最近は具体的な場所が推測され始めているのです。そうなってくると指導も見直す必要が出てきます。脳科学の世界でも丹田呼吸はヨガや座禅で使われ、幸せホルモンの「セロトニン」を分泌してくれるという事で注目されています。

「おなかの中があたたかいと歌がうまくなる」っていうのもあながちバカにできないのかもしれません。何年後には実証されていたら面白いなあ。

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