アメリカ解剖研修の記事を公開します
こんにちは!高槻・草津ボイストレーナーの安田結衣です。
お正月休みが明けましたね。皆様も楽しい年末年始を過ごされたでしょうか?私は太りすぎた体を元に戻すべく動き回っています。笑 今年も安田結衣ボイストレーニングルームを何卒よろしくお願いいたします。
さてタイトルにもあるように、有料記事として綴っていたアメリカ解剖研修の記事を公開する決意をいたしました。その理由は2つあります。
理由1は自分の考えを発信する事でレッスンの質を上げたいから。理由2は情報を公開することで誰かの役に立てるのではと考えたからです。
この考えに至った経緯には様々な葛藤がありました。記事を作成したのは2019年の解剖研修の最中で、目的は研修内容や当時の考えを記録するためでした。有料記事にしていた理由を一言で言えば私の弱さのためです。
当時はボイストレーナーとして2年も経たない頃で、不特定多数の方が閲覧できる場所に自分の意見を伝える事が怖く、また人体解剖というセンセーショナルな内容のため、興味本位の閲覧や悪意のある拡散があってはならないと考えていました。もちろんご検体のプライバシーや尊厳は十分に尊重するよう心がけていましたし、記事の内容は私ができる最大限の力で書いたつもりです。有料でご購入いただいた方には申し訳ない気持ちですが、レッスン内容の向上のためにはそろそろ公開してもいい頃なのではないかと思い至りました。
なにぶん未熟者ですので、生意気な言葉遣いや個人の見解、不勉強な部分も多々見受けられると思います。不愉快な思いをされた方がいらっしゃれば全て私の不徳の致すところです。
今年はそういった未熟さもさらけ出して、反省すべき所を見つめ、さらに多くの方の役に立てるボイストレーナーになりたいと思います。
そう思わせていただいたきっかけは他方にありますが、その中の一つとして、2019年に私たちが渡米した以降、COVID-19により延期されていたアメリカ解剖実習が今年から再開されることがあります。私自身も解剖研修の前は岩崎ひろきさんのアメリカ解剖研修日記を読んで沢山の勇気をいただきました。この記事が微力でも次に解剖研修に向かう音楽家の皆様の役に立つことを願っています。
記事は下記からご覧いただけます。全部で11記事あり、その中には研修内容以外にも学びを共にした音楽家の皆様と過ごしたかけがえのない思い出も記されています。もし文章中に気になる点やご指摘があれば真摯に受け止める所存ですので、お手数をおかけしますがご指摘いただけると幸いです。
最後になりましたが、改めてこの素晴らしい機会を催していただいた谷香織様をはじめKineticosのスタッフの皆さま、偉大な学びを与えてくださったトッド・ガルシア先生、トム・マイヤース先生、通訳陣の皆様、私たち音楽家を引き連れていただいた山本篤先生、共に学んだ千代さん、よーこてんてー、貴重な5日間を共にしたチームの皆様、日本から応援していただいた皆様、支えてくれた家族、そして今までの研修でお身体を提供いただいた全ての御献体やそのご家族へ最大限の感謝を込めて。
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