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競馬と向き合うメンタルの保ち方〜回収率向上のために〜【2023年所信表明】


あけましておめでとうございます🌅🎍

昨年の宝塚記念からスタートしたこのnoteも無事に半年間更新し続けることができました。これもひとえに「スキ!」やSNSの「いいね!」等で応援してくださる皆様のおかげです😊
今年も一緒に競馬を楽しんでいきましょう!

今年の中央競馬は1/5(木)の金杯デーからスタートです。その前に今年の馬券戦略というか、競馬をする上で忘れないようにしたいことを所信表明として記しておきたいと思います。

いつも通り自分用のメモ的な意味合いが強いですが、私の予想のプロセスや考え方を明文化してあります。もし参考になったという方や2023年のそねみを応援してくれる方はぜひ「スキ!」お待ちしています🙇✨


2023年の目標

回収率101%

お恥ずかしながら120%、130%を目指せるような成績ではありませんので、まずは年間収支プラスを目指していきたいと思います。

そしてそのためには、

競馬はギャンブルであり馬券成績はメンタルの影響を非常に強く受ける

ということをしっかり認識することが大切だと考えます。


馬券成績はメンタルの影響を受ける

馬券の当たり外れには調子の波がある、というのはみなさん感じたことがあるでしょう。波の大きさに個人差はあると思いますが、私はどちらかというと波が大きい方で、当たる時は結構立て続けに当たるのですが、外れる時はとことんハズレ続けます。2022年は一度も当たりのない週末も珍しくありませんでした。

波があるということは、プラスにせよマイナスにせよ、馬券を買うという行動とその結果 (当たりorハズレ) がその次のレースの馬券購入になんらかの影響を与えていると考えることができるでしょう。もう少し丁寧に書くならば、あるレースの馬券購入の結果(当たりorハズレ) によって私たちのメンタルが影響され、そのメンタルの変化が次のレースの馬券購入に影響すると言えると思います。メンタルがプラスに変化すれば当然次のレースの結果は良い方に傾くでしょうし、マイナスに変化すれば悪い方に傾いてしまいます。

つまり、調子の良い時にはポジティブなスパイラルに乗ることができているわけです。
馬券が当たるということは自分の予想の仕方が正しかったということですから、その方法が強化されることによって次のレースでも正しい方法で予想することができます。それが続いていけば、収支もメンタルも良い方向に回っていきますよね。

反対に、調子が悪い時にはネガティブなスパイラルに陥っているということです。馬券がハズレたときー特にハズレが続いたときに陥りがちですがーいつもと違う買い方をしてさらにハズしてしまった経験はありませんか?
ハズレが続くと自分の予想に自信が持てなくなり、予想の軸がブレてしまいます。その結果、普段通りの予想なら取れたレースであっても外してしまったけ経験は私もたくさんあります。それから、買わなくて良いレースにまで手を出して負けを重ねるということもありますよね。


予想の軸をブレさせない

収支を安定させるためには自分の予想の軸をブレさせないことが大切です。
特に、

  1. ポジティブなスパイラルにできるだけ早く入り、それを維持すること

  2. ネガティブなスパイラルに入ってしまったときに、できるだけ早く抜け出すこと

この2つが重要ではないかと思います。


1.ポジティブなスパイラルに入る

ポジティブなスパイラルに入るために最も大切なのは、その日購入する最初のレースを当てることです。

競馬の収支は月単位や年単位、もっと大袈裟に言えば生涯収支で考えるべきだと思います。これは先程書いたように、競馬予想には調子の波があるからです。
けれども、やはり1日が終わった時にその日の収支というのは気になってしまうものです。メインレースまでに1度も的中していない日など、最終レースで一発逆転を狙いたくなったことはみなさん1度はあるでしょう。

その日の収支がプラスでスタートするのとマイナスでスタートするのでは気の持ちようが大きく変わってきます。私は各レースで予算の3倍から4倍程度の払い戻しは確実に取れるような買い方をしているので、1日の購入レース数を3,4レースに絞れば、最初のレースさえ当てればマイナスにはなりません。

プラスでスタートできればその後のレースを無理して買わなくて良いわけですから、余裕を持って楽しく競馬に向かうことができます。自分が本当に自信のあるレースだけに絞って勝負することもできます。そうすると自ずと的中率も向上し、ポジティブなスパイラルに入っていくことができますよね。

したがって、その日最初に購入するレースの選択には特に注意を払うべきだと考えています。

その日最初に買うレースは特に慎重に吟味する
2023年の馬券戦略①


2.ネガティブなスパイラルから抜け出す

そうはいっても競馬に絶対はないですから、予想が外れることは必ずあります。上述したように、負けが続いた時に陥りがちなのが期待値の低いレースに手を出してしまうことです。
ここでいう期待値が低いレースというのは、①軸馬の信頼度が低く的中が見込めないレースと、②人気馬での決着が予想され、回収値が基準値 (私の場合は合成オッズ3.0〜4.0倍) に満たないレースの両方を指します。詳しくは後述しますが、①は印を打つ段階で、②は買い目の選択やそもそも買うかどうかの判断の段階で予想がブレていることになります。

この状態に陥ってしまうと負のスパイラルの泥沼にハマっていくので、できるだけ早く抜け出す必要があります。
要するにメンタルをフラットの状態に戻すことが最も重要なので、予想がブレているなと思ったらその日はもう買うのをやめるというのが1番良いと思います。競馬は毎週末続いていきます。収支を年単位のような長い目で見れば、今日負けを積み重ねるよりもまた明日仕切り直して勝負した方が絶対にプラスになります。
その結果、買わなかったレースが当たるということももちろんあるでしょうが、それはあくまで結果論です。予想が当たったということを素直に喜んで、次への自信に繋げればよいのだと思います。

負けが続いた日は早めに撤退する
2023年の馬券戦略②
ケンしたレースが的中することを恐れない
2023年の馬券戦略③


買うレースを選ぶのではなく、買えないレースを消していく

先程も述べたことですが、どんなに自信のあるレースであっても外れることがあるのが競馬です。
したがって、できるだけ購入するレースを絞って本当に自信のあるレースだけで勝負することが回収率向上への近道になるでしょう。

買うレースを選ぶ、買いたいレースありきで予想をするのではなく、それぞれの段階で買えないレースを消していき、最終的に残ったレースで勝負するというスタンスが良いのではないかと思います。

馬券を購入する際、私たちは以下の3段階の意思決定をすることになります。ここからは具体的な私の予想法も絡めながら、買うレースの取捨選択についてまとめていきたいと思います。

  1. 出馬表を見て印を打つ (どの馬を買うか、という意思決定)

  2. 買い目を決める (どのように買うか、という意思決定)

  3. 馬券を購入する (実際に購入するかどうか、という意思決定)

購入するレースをできるだけ絞って勝負する
2023年の馬券戦略④


1.印を打つ (どの馬を買うか)

まず、私はラップ適性を軸にした予想をしていますので、各レースの出走馬が確定した段階で出走する各馬の今回のレースの推定ラップへの適性を算出します。
この段階で、①軸馬◎と②消す馬を暫定的に決定します。この作業はレースの前日夜までに行います。
なおTwitterやnoteで紹介している推奨馬はこの段階でピックアップした軸馬や特注馬になります。

そして、この段階で軸馬の基準を満たす馬がいないレースは購入対象から除外します。自分の予想方法で自信を持って軸馬を選べないレースは購入すべきではありませんよね。
ラップ分析のできない新馬戦や地方交流重賞、海外競馬についても同様です。交流重賞や海外はレースの話題性からやはり購入したくなることもありますが、あくまで遊びとして少額で参加するようにします。

<軸馬の基準目安>
偏差SDがカットオフ値以下のレース (高指数レース) において、クラスタイム指数とレースタイム指数がいずれも105以上、かつ1着または勝ち馬との着差が0.3秒以内の馬

<消す馬の基準目安>
・高指数レースでクラスタイム指数とレースタイム指数がいずれも95未満、又は0.7秒差以上の負けのレースがある馬
・高指数レースへの出走歴がなく、クラスタイム指数とレースタイム指数が95未満又は0.7秒差以上の負けのレースが複数ある馬
そねみ個人用メモ

次に、ラップ適性以外の情報を用いて印を修正します。
ラップ分析の良いところは競馬新聞の馬柱にはない情報を使って予想できる点なのですが、それ以外の情報を全て無視するわけにはいきません。様々な情報をフル活用して、ラップ適性に基づいて打った印を修正していきます。

特に私が重視しているのはレース展開とトラックバイアス (TB) です。展開やTBによってどの位置取り、どの枠の馬が有利になるかを判断し、印の上げ下げを行います。また場合により対抗◯や単穴▲等の印をつけることもあります。
ここで印を下げたことによって軸馬が不在となり、購入しないレースになることも多くあります。例えば前残りのTB、逃げ先行馬が少なくスローペースが見込まれるレースで、軸馬が差し脚質だった場合にはやはり勝負できないですよね。またパドックを見て軸馬がひどく発汗している場合などはレース直前に購入を取りやめることもあります。

本来、ここまではオッズを見ずに行うのが理想的です。オッズがあるとどうしても妙味のある方の馬に印を打ちたくなってしまいますからね。

本当に信頼できる軸馬のいないレースは購入しない
2023年の馬券戦略⑤


2.買い目を決める (どのように買うか)
3.買うかどうかを決める

この2つは連動します。印に基づいて作成した買い目の回収期待値が基準値以上であれば購入するレースになりますし、そうでなければ購入しないことになります。
私は1レースあたり3,000円の予算で10,000円超の払い戻しが期待できるかどうかを基準にしてレースを取捨選択しています。つまり、3,000円で買い目を作成した際の合成オッズが10,000円以上であれば購入するということですね。

馬券種は軸馬の相手関係やヒモの頭数によって変わってきますが、私がよく使うのはワイド・馬単・三連複です。

軸馬◎の他に有力馬が2〜3頭に絞れる場合はワイド流しorBOXで買います。ヒモが絞れていれば三連複フォーメーションでも良いのですが、なんだかんだヒモ抜けすることが多いので期待値でいうとあまり変わらないかなと思っています。

軸馬◎のみ、または軸馬◎と対抗◯の2頭を1着付けできるレースなら馬単フォーメーションを使うことが多いです。馬連だとどうしても合成オッズが基準値に届かないので、馬単で点数を減らして購入することが多いです。
軸馬の2着以内が信頼できる場合には1頭軸マルチで買う場合もありますが、この場合は馬連の合成オッズと必ず比較します。中穴〜人気薄を軸にしている場合は馬連よりも馬単の方が合成オッズが高くなるケースが多いですね。

最もよく使うのが三連複です。軸馬が3着までに入ればいい安心感と、ヒモ荒れによって払い戻しが跳ね上がる期待感のバランスが良い馬券だと思います。
特に軸が人気薄の場合はどうしても3着に来る確率が高いので、三連複で広めに流して的中を狙うことが多いです。中穴から入るレースなら、1頭軸7頭流し計21点でも十分な回収期待値になります。
ただし、もちろんヒモ抜けの危険性は常にありますので、軸馬の複勝が3.3倍つくならそっちの方が良いというケースもあります。
(先日10頭流し計45点でヒモ抜けした反省です💦)

逆に、三連複の2頭軸はほとんど買いません。
2頭軸にするということはその2頭の好走する確率がが他馬よりも抜けて高いということですから、どちらか一方が勝利する可能性が高いです。であれば、三連単フォーメーションで◎◯→◎◯→△数頭、◎◯→△数頭→◎◯の2通りを買った方が点数が絞れるぶん結果的に合成オッズが高くなります。
特に本命◎対抗◯がどちらも人気馬で、それ以外は力が拮抗していてヒモ荒れが見込める場合にこの買い方を選択することが多いです。

このように合成オッズでレースの取捨選択をするので、基本的に券種は1種類で金額に傾斜をかけて購入します。いずれにしても、自分の予想をしっかりと買い目や買い方に反映することが期待値の向上につながると思います。
なお抑えの馬券は買いません。年単位、生涯単位で収支を考えるならば、目の前のレースを当てるために買い目を増やすことはかえってマイナスにつながると考えています。

どのレースも予想はするのでどうしても買いたくなってしまうのですが、今年はG1でも期待値の取れないレースはケンするように、心を鬼にして(笑) やっていきたいと思います。

合成オッズが基準値に満たないレースは購入しない
2023年の馬券戦略⑥


まとめ

端的にまとめると、

  1. 回収率を上げるためには予想の軸をブレさせないことが重要

  2. 予想の軸をブレさせないためにはメンタルを良好に保つ (ポジティブなスパイラル) ことが重要

  3. メンタルを良好に保つためにはレースの取捨選択が重要

この3点をしっかり理解しておくことが馬券を購入する上で重要だと考えます。
特に3は、馬券が外れても外し方に自分自身が納得できるような予想をすることがポイントかなと思います。

最後に2023年の馬券戦略をもう一度まとめておきます。

①その日最初に買うレースは特に慎重に吟味する

②負けが続いた日は早めに撤退する

③ケンしたレースが的中することを恐れない

④購入するレースをできるだけ絞って勝負する

⑤本当に信頼できる軸馬のいないレースは購入しない

⑥合成オッズが基準値に満たないレースは購入しない
2023年の馬券戦略まとめ


以上、2023年のそねみの所信表明でした。最後までお読みくださった方、ありがとうございました🙇‍♀️

今年もみなさんと一緒に競馬を楽しめることを心待ちにしています😊
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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