っぽさ



僕は、◯◯っぽさの詰め合わせらしい。


彦摩呂風に言うなら、
◯◯っぽさの、宝石箱や~!!!!
らしい。

別に彦摩呂風に言う必要はない。
ただの無駄文章です。


初対面の人によく言われるのは、美容師っぽい・バンドマンっぽい・古着屋で働いてるっぽい。

髪色が派手で、顎髭を生やし、薄い紫のカラーレンズの度入り眼鏡をかけているからだと思う。結婚式などでスーツを着ていけば、土地を転がしてそうと言われる。


今風に言えば、地面師っぽい

別に今風に言う必要はないし、地面師ではないなと、書いてすぐ気づいた。おもしろくない天丼。


なんにせよ、普通の会社員に見られたことが1度もない。


これに対して普通のサラリーマンなんですよ~見えないですよね~って返すのが最近のシグネチャースタイル

デザインをやってると言えば、

あぁ~ぽいぽい!デザインしてそう!

と納得させられるくらいの見た目になっている。




おおむね想定内でうれしい。ちゃんと、っぽさを捏造できている。セルフブランディングは流石に誇張だが、周りにどう見られたいかというものを、そこそこ的確に自分に表現できるのは、ある意味才能だと気付き始めた。


何か新しいことをする時は形から入りがちな性質と、自分を俯瞰して見たときの美的感覚みたいなものが、それぞれ良い方向に作用しているんだと思う。

形から入っても似合ってなかったら、ただのダサ坊になりかねない。ありがたいことに今のところ言われたことがないので、安心している。


逆に、少年漫画好きじゃなさそうと言われるが、めちゃくちゃ好き。ジャンプ的なわかりやすいのが大好き。意外って言われる。クズの本懐が好きそうとは言われるが、メンゴさん作品は基本好き。


flumpool好きなのも、意外らしい。
王道よりもインディーズのバンドとか聴いてそうらしい。


見た目にがんばりを振り切ってるから、内面との乖離が激しくなっている。

年齢的にも、そろそろ年相応の身なりにした方がいいかなぁとは感じつつ、アイデンティティが失われそうでなかなか辞めれずにいる。




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